波のカナタ 高校1年生 1


波の高校一年生 晶 柚子  R12(男子のみ、女子はオッケ)
桑ノ葉晶は、波の高校に合格、進学することになった。柚子の塾のバイトが終わってから、報告する。二人で自転車置き場に向かう。
「先生、合格した。波の高校!」
「おめでとう!」ニコ。 
「ご褒美頂戴」
「いーよお。何がいい? 電子辞書買ってあげよっか?」                                                                             
「__シたい」
「……」
「エス イー エックス」
「まだ……もうちょい」どうしよう。キミにドキドキするよ。本当にキミは輝いてる。自分の星に気付かないの?
「高校生だよ? __ヤってるやつはヤってる」キミは! こっちだってさ。(キミ限定)

「大学合格したら!」晶 えー。ブーブー。ま、わかってたけど。先生マジメさんだしな。__そんなとこも好きだけど。
柚子 けど、キミ、モテそうだよ。お肌つるぴか。髪つやぴん。若さに勝てるモノってない。二度とない高校生活、キラキラと楽しんで。本当に私なんかでいいの? ……自信ないなぁ。

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佐々木 功です。え。ありがとう。晶ー!なんか挨拶だって。晶です。え? えっと。え。柚子です。お金は大事だよ〜♪お気持ちだけで。