波のカナタ 2

晶 功 2
 晶と功、放課後に、買い物に行こうとスーパーへの道路を歩く。古い家が、10軒立ち並ぶ区画を、通りかかる。小学生4人が、たむろしている。小学生男子の1人が、声を掛けてくる。
「河本!」晶、立ち止まる。
「何?」
「そいつ、海外からの転校生だろ? C語しゃべってよ__」佐々木功、小学4年生の1学期まで、海外の日本人学校にいた。先生が、それを紹介した為に、他のクラスの知らない子が、ちょっかい掛けてくる。佐々木功、呟く。
「Cじゃねえし」国を間違えている。
「ここ、日本じゃん。日本語でいいじゃん。な__。いこ」晶、行こうとする。

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波のカナタ

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佐々木 功です。え。ありがとう。晶ー!なんか挨拶だって。晶です。え? えっと。え。柚子です。お金は大事だよ〜♪お気持ちだけで。