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【随時更新】『週刊少年ジャンプ』2020年度新連載をまとめる。

【この記事について】

・作品に対するコメントは私の主観であり、中には読む方を不快にするコメントもあるかもしれません。異論は認めますが、クレームはおやめ下さい。
・随時更新していきます。
・コメント等して下されば嬉しいです。

ZIPMAN!! / 芝田優作

2020年1号~19号

ジップを開いてロボを着る!! 新感覚ロボットアクション!!

世界的イケメン機械工学者、鈩(たたら)鋼志郎(こうしろう)。顔が怖めの脳筋男、鈩鉄芽(かなめ)。
正反対の双子は、同じ少女の笑顔に恋をした。
それ以来、どちらがより彼女を笑顔にできるか競い合う"笑顔勝負"の日々-。
しかし、ある日突然、鋼志郎の訃報が舞い込んで―!!
『ヨアケモノ』の芝田優作が描く、凸凹コンビの新感覚ロボットバトルアクション!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『ヨアケモノ』の芝田先生の5年ぶりの少年ジャンプでの新連載。
そして、ジャンプでは珍しいロボットものでしたが、『マジンガーZ』以来のヒットとはならず打ち切りに。

今のジャンプだと『僕のヒーローアカデミア』に要素は近かったような気がしました。ただ、『ヒロアカ』と比べたら劣るよねっていう。

とはいえ、個人的には結構好きでした。
そして、絵もとても上手かったです。ただ、バトルシーンでは所々見づらい印象は受けましたね。

途中から急展開はありつつも、しっかりラスボスとの決着を付けて話を終わらせた点は評価したいです。
(とはいえ、ストーリーの謎は結構残っているのでジャンプ+とかで補完は欲しかったかな。)

次回作に期待してます。お疲れ様でした。



AGRAVITY BOYS / 中村充志

2019年2号~2021年5・6合併号

2119年━━

四人の若き宇宙飛行士は、人類の新天地を探して星を渡る長い長い旅に出た ━━
はずだった!?
出発から二日でまさかの地球滅亡!追い打ちをかけるブラックホール出現!
為す術もなく運命に翻弄された少年たちは、たった三日で目的の地・αジャンブローにたどり着き、そこで最後の人類として生きることに...!!
しかし、人類の命運を握る4人の若き天才たちは、なぜだか全員自由すぎる個性派ぞろいで...!?
彼らの、そして人類の運命やいかに――
人類存亡をかけたゆるっとズッコケ宇宙サバイバル、開幕!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『クロクロク』の中村先生の6年ぶりの新連載。
昨年『最後の最遊記』で6年ぶりに連載をされた野々上先生、同期の『ZIPMAN!!』で5年ぶりに新連載を開始した芝田先生など、近年はだいぶ前の打ち切り作家の再登板が多くて嬉しいです。(まぁ、結果は散々ですが)

内容は第1話では"ジャンプの新連載"がTwitterのトレンドに載るなど、ノーヒット作家の新連載としては異様な盛り上がりをしましたが、その後話題になるようなことは無くジャンプの巻末付近が定位置に……

同期の『ZIPMAN!!』と同時期に終了かと思われていた本作ですが、まさかの打ち切り回避で"次にくる漫画大賞"にもノミネートされ、まさかの6位と大健闘。

そして、カラーが第2話以降1回も無かったが、遂に第40話にしてCカラーを獲得。しかし、その後はドベに逆戻り。1周年を突破したにも関わらずCカラーが貰えず連載が終了してしまいました。

個人的にはもっと人気出ても良かったと思うんだけどなぁ………
連載お疲れ様でした。




アンデッドアンラック / 戸塚慶文

2020年8号~

異能×異能の異色バディ!!

死を覚悟した不運【アンラック】な少女の前に、現れたのは死を求める不死【アンデッド】...!?
悪辣!暴虐!真っ裸!前代未聞のピカレスク・ヒーロー、ジャンプに登場!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

週刊少年ジャンプ2019年9号に読切が掲載され、そのちょうど1年後の2020年9号にて連載が開始されました。

気持ちいい程に展開が速い。
『Dr.STONE』然り、展開の速い漫画って面白いと改めて感じさせられました。
バトル漫画ですが、肉体戦だけでなく頭脳戦もあり面白いです。
ただ、絵柄には少し古臭さを感じてしまいますかね。

そして、次にくるマンガ大賞コミックス部門で第1位に輝きました。
さらに、『マッシュル』と共に1周年より前に表紙&巻頭カラーを獲得。今後のジャンプを背負うであろう作品です。

しかし、絵柄が不安定なところが少し心配ですね。




マッシュルーMASSHLEー / 甲本一

2020年9号~

パワーこそ全て!アブノーマル魔法ファンタジー!

ここは魔法界。魔法が当然のものとして使用される世界。

そんな魔法界の深い森の中で、一人筋トレに励む少年がいた ━━━
魔法が使えないながら、家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、
ある日、その命を突然狙われることになり...!?

彼の鍛え抜かれた筋肉は精鋭の魔法使いたちに通用するのか...!?

鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、アブノーマル魔法ファンタジー堂々開幕!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

設定も分かりやすく、話のテンポがいい。絵もお世辞にも上手いとは言えないですが見易く、しっかりファン層を掴めてると思います。

2度目のセンターカラー獲得時には、編集部が"まさかの大好評御礼!"と打つように、ここまでの人気は予想外だったようです。

そして、『アンデッドアンラック』同様に周年前に2度目の表紙&巻頭カラーを獲得。これからのジャンプを担って欲しいですね。

2020年スタートした漫画の中では今のところ1番好調なのではないでしょうか。




魔女の守人 / 坂野旭

2020年10号~29号

魔女を守る練達の騎士!!

人類に襲い来る異形の敵、〝魔〟(イビル)を撃退するのは人知を超えた力を持つ存在、〝魔女〟の役目であった―。

対〝魔〟の最前線軍事拠点、バーン市国の魔女・マナスファと、その護衛となった市国最強の騎士・ファフナに降りかかる厳しき運命とは―!?

魔女と騎士のダークファンタジー、開幕!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『アンデッドアンラック』,『マッシュルーMASSHLEー』と同期の新連載に隠れて始まり、『ゆらぎ荘の幽奈さん』,『約束のネバーランド』などの長期連載の最終回に隠れてコソッと終わった残念な作品。

話の方も読んでいて薄い感じはありました。物凄く失礼ですが、あんまり記憶にない。

ネットでは『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』,『魔法少女まどかマギカ』などに似すぎているということでも話題となりました。
まぁ、確かにソックリなんです。
編集部もさすがにわかるだろ…………

作者の坂野先生の読切やGIGAでの短期連載もそこそこ面白かったのに、なぜこの作品に限って連載されたのか。謎です。
次回作こそは独自性のある設定の作品に期待したいところです。




森林王者モリキング / 長谷川智広

2020年20号~2021年7号

君臨せし王の威容、ムシできない存在感━━

小学3年生・藍川翔太が飼っていたカブトムシは幼虫からサナギへ、そして超イケメンの人間の姿へと変態を遂げた!!
すべての生命の王を目指す美しすぎるカブトムシ・モリキングと藍川家との、夏より熱いアバン虫(チュー)ル!
虫と家族にまつわる王道ギャグ開幕!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『恋のキューピッド焼野原塵』,『青春兵器ナンバーワン』と連載してきた長谷川先生の3作目。
『青春』後期に長年の担当だった齋藤さんが担当から外れ、新たな担当・戸出さんと一から作品を作り上げました。

ハイテンションなノリや、キャラクターの頭がどいたいおかしくて、それに語り手のキャラがつっこむ構図などは『青春』にだいぶ近いですね。

あと、タイトルは完全に『ム●キング』っていうね……(笑)
訴えられずに連載を終えたことはまず一安心です。

第12話で2度目のCカラーを獲得。しかし、その後はどんどん掲載順が下がっていきドベの住人へ。
そして、2021年に突入したタイミングで連載終了。連載お疲れ様でした。




ボーンコレクション / 雲母坂盾

2020年21・22合併号~38号

ここは妖怪が棲む世界━━。

ポンコツ陰陽師の迅内カザミはある日、突如現れた美少女・白羅に出会う。
この少女の正体は!?そして、カザミがもつ技とは!?魅力的なポンコツ人間、妖怪が総登場!
令和を彩る新世代の妖怪バトルコメディ開幕!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

昨年、読切が掲載され、連載へと昇格した作品。
読切は大好評でした。

その為か、第1話掲載時には「読切の方が面白かった」,「読切から何でこうなったんだ……」などのコメントも多々見受けられましたが、2話での兄の登場、3話のサブヒロインのキャラ掘り,5話での新キャラの正体の判明により、どんどん「面白くなってきた」,「今週は良かった」などのコメントも増えてきましたが、時すでに遅し。
2度目のカラーどころか増ページすら貰えていないまま打ち切りルートまっしぐらで連載終了してしまいました。

なんか、良くもなく悪くもない、印象のまま終わっていきました。恐らく、数年後には『紅葉の期節』や『たくあんとバツの日常閻魔帳』のようになんかそんな漫画あった気がする的なポジションの漫画になってそうな印象です。

やはり読切は良かったですし、今後はその読切の実力を次回作では発揮して欲しいと思います。期待してます。




タイムパラドクスゴーストライター /
原作:市真ケンジ 作画:伊達恒大

2020年24号~39号

曇天の空に、冷たい雨が刺す。
この夢は諦めよう。そう決意した瞬間だった。
響き渡る雷鳴。
そこには、なんと「未来のジャンプ」が!

週刊少年ジャンプでの連載を夢見る熱き新人漫画家・佐々木哲平。
ある日、彼のもとに「10年後のジャンプ」が届く。
時空をこえた出会いは偶然か、必然か。
数奇な運命は大きなうねりとなって、廻り始める...

時限、逆流!運命、交錯!
来るはずのなかった明日へ ━━

衝撃のタイムスペクタクル巨編、開幕‼

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『TOKYO WONDER BOYS』,『クロスアカウント』とクソ漫画を2作連続で生み出してきた伊達先生と、新人原作者の市間先生が組んだ作品。

『鬼滅の刃』連載終了号での連載開始ということで、編集部も期待してたのでしょうが現実は甘くなく、打ち切りに。

ストーリーの設定は面白かったのですが、如何せん主人公が盗作しているという事実があるので、主人公をどうも応援する気になれませんでした。

ネットでの感想も度々荒れており、こちらはクソ漫画として語り継がれていくタイプの打ち切り漫画になりそう。




あやかしトライアングル / 矢吹健太朗

2020年28号~

不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。
妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。
だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?

『ToLOVEる-とらぶる-』の矢吹健太朗、新境地!
あやかし恋愛ファンタジー登場!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『BLACK CAT』,『ToLOVEるーとらぶるー』シリーズとヒット作を数多く出てきた矢吹先生の約11年振りの週刊少年ジャンプでの連載作品。
第1話掲載時にはTwitterのトレンドにもなりました。

『BLACK CAT』のアクション、『ToLOVEるーとらぶるー』のラブコメ。どちらの要素も入っている"矢吹健太朗の集大成"と言っても過言ではない作品なのでは無いでしょうか。

2019年に週刊少年ジャンプのバレンタイン企画にて掲載されたショート読切『れお×レオ』がベースとなっています。
こちらもかなりの好評でした。

定期的にCカラーも獲得していて、ジャンプGIGAの次回予告にも同期の中で唯一掲載。掲載順も中堅付近で安定しており、単行本の売り上げも中々。ヒット街道を走っています。




破壊神マグちゃん / 上木敬

2020年29号~

混沌教団が召喚した破壊神マグ=メヌエクと対峙する聖騎士団!!
人類の命運を懸けた最終決戦の火ぶたが切って落とされ...
てから数百年。
とある田舎町の少女・流々が拾った宝石から、伝説の破壊神は遂に復活を遂げる!!
傍若無人に納豆を食い、ビームを吐く破壊神マグちゃんは世界を混沌に染め上げてしまうのだろうか!
ほんわか破滅系コメディ新連載爆誕!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

ジャンプGIGAからの連載昇格組。
ただ、ジャンプGIGAからの連載昇格組って確か今のところ『呪術廻戦』以外全部打ち切りなんですよね………
(あと、GIGAの時から作者さんのペンネーム変わってる)

マグちゃんがとにかく可愛いんですよね。クセになる。
個人的にはこんな感じの緩い漫画大好きです。

しかし、掲載順は下がっていく一方…………だったのですが第16話でCカラーを獲得その後ドベに戻ったものの、またCカラー獲得。その後は掲載順も高くなっています。このまま安定して欲しいところ。




灼熱のニライカナイ / 田村隆平

2020年30号~

ひとりのハードボイルドな警察官がいた。鮫島灼熱。
彼の左遷先は小笠原諸島!そこで出会う仲間たち、謎多き少女。そして相棒とは!?
刑事×少女×海、ハードボイルドな刑事の物語がいま、はじまる!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『べるぜバブ』でヒット作を生み出し、『腹ペコのマリー』で10週連続ドベという不名誉すぎる記録を生み出した田村先生の最新作。
約2年半ぶりの新連載ということで、思ったより再登板が早かったですね。

それにしても田村作品。ホントに読みやすい。
読みやすい作品はホントに有難いです。

前半、少し批判的な声がありましたが、同期4作品の中では真っ先にCカラーを獲得(『あやかし』の矢吹先生はヒロイン集合ポスターを書かれていましたが)。

しかし、Cカラーが1度貰って以降しばらく貰っていないことが心配。
そして、打ち切り候補の作品がどっと減ってしまったので打ち切り街道になってしまうのでしょうか……?




僕とロボコ / 宮崎周平

2020年31号~

西暦20XX年━━

美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代
平凡すぎる小学生 平凡人は、念願の美少女オーダーメイドに心躍らせていた。
しかし、家にきたのは...!?

想定外に規格外!?
史上最強のドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年ボンドの奇妙な日常が始まる!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『約束のネバーランド』のスピンオフ作品・『お約束のネバーランド』で大好評を博した宮崎先生の連載。スピンオフギャグ漫画としてはトップのクオリティを誇っていたのではないでしょうか。
オリジナル作品での連載は2014年に短期集中連載された『それいけ!融合くん』以来だと思われます。
(あの作品、あんまり面白くなかった印象ですが。)

ジャンプ漫画のパロディが多いので、ジャンプ読者からしたら楽しい漫画なのかなと思います。

新連載4作品の中では掲載順は初期から高く安定しています。
Cカラーも来ましたし、絶好調の作品です。

ただ、2話掲載や『お約束のネバーランド』の掲載など作者がジャンプに酷使されてる印象。
ホントに心配です。




BURN THE WITCH / 久保帯人

2020年38号~41号

2018年8月、ジャンプ50周年記念号に発表された読切が、2年の準備期間を経て
待望のシリーズ連載化&アニメ化!!

『BLEACH』の久保帯人が新たに描く、ロンドンの裏側"リバース・ロンドン"を舞台にした
魔女と竜の物語が今、始まる―!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

みんな大好き我らの師匠・久保先生の新作

第1話を読みましたが、50周年の読切を読んでいること前提で描かれてるんですよね。この話。
一応、50周年の読切は少年ジャンプ+で読むことが出来るのですが…………
(読切はこちらから)
まぁ、とりあえず読切前提なのは不親切だなぁと(笑)

とはいえ、やはり久保先生。めちゃくちゃセンスが立ってるなぁという印象。
面白かったです。

そして、好評を得てseason2の製作も決定した模様。
こちらも楽しみに待っていきたいです。




仄見える少年 /
原作:後藤冬吾 作画:松浦健人

2020年39号~

霊怪は、仄かに、確かに、そこにいる───

奇妙なことは彼に聞け...いまいち霊怪退治に乗り気じゃない、噂の霊感少年の真の力は...!?
金未来杯受賞作が待望の連載化!! 実力派コンビが贈る、背筋が凍る霊怪ホラー新連載、開幕!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

2018年の金未来杯グランプリ作品の連載版。
後藤先生は初連載作品ですが、松浦先生は『トーキョー忍スクワッド』以来、2回目の連載。

個人的には、この2人のコンビはジャンプGIGAで連載されていた『水球どんぶらこ』からずっと応援しているので『忍スクワッド』の連載が始まった時は少し残念でしたが、今回物凄く嬉しかったです。

内容と致しましては、ホラー寄りの作品。
個人的には、ジャンプにはホラー作品は1作品は欲しいと考えている人間ですので嬉しいです。

2度目のセンターカラーは獲得。
アンケートとれていなくても、2度目のセンターカラーは確定になったのでしょうか?
しかしその後は、掲載順は下がっていくばかり………

作画に関しては、『忍スクワッド』の時より断然上手になられてますし、これからの成長にも期待大です。




高校生家族 / 仲間りょう

2020年40号~

これが、新しい家族のカタチ。

春...晴れて高校1年生となった少年・光太郎。
さわやかな青春の気配に期待を膨らませていた彼の高校生活が、家族によってぶち壊される...!?
『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の仲間りょう新連載!!
家族ギャグ×学園ギャグの、今までありそうでなかった新ジャンルの笑いをご堪能あれ!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』をヒットさせた仲間りょう先生の作品。

個人的にはシュールギャグっていうのかな。そんな感じの作品があんまり好きじゃないので、何とも…………

たぶん、好きな人は好きです。

何故か2話掲載が多いですが、まぁ、予想通り掲載順は下がる一方です。




ぼくらの血盟 / かかずかず

2020年41号~

いま、超えて繋がろう───

昨年の本誌読切で大好評を得た「誓約の紅」が連載に!
初連載のかかずかず先生の麗筆で描かれる兄弟の吸血鬼譚がここに開幕!
繋ぐ絆の物語、ぜひご覧ください...!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

昨年掲載された読切から連載に昇格した作品。
読切が好評だったことを凄くアピールしてくるので、それは良かったんでしょうね。

個人的には好きなタイプの作品ですが、絵柄からもストーリーからも『終わりのセラフ』感がぷんぷんしますね、この作品。読切のタイトルも『誓約の紅』と、『セラフ』の作画担当・山本ヤマト先生が『セラフ』の前に描かれていた、『紅 -kurenai-』に似てるので影響を受けているのかも………?

しかも、2話にして日常回をするという暴挙に出ました………

ネットでの評価も散々。Cカラーも来ない。
更に掲載順もドベの常連に。打ち切りルート待ったナシです。




BUILD KING / 島袋光年

2020年50号~

人が住めないはずの環境である「ハンマー島」に住む、とんかちとレンガ。
2人は島の住民たちに家を作る「大工」をしていた。
2人が持つ特別な力とは?そして、彼らが目指すものとは?
超ド級建築バトルファンタジー、着工!!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

2018年に掲載された読切の連載版。
キャラデザなどは大幅に変更されていますね。

島袋先生にとっては週刊少年ジャンプでの3度目の連載。
今のところジャンプではオールヒットの島袋先生。今回もヒットなるのでしょうか?

しかし、絵柄はやはり古いですね………
低年齢層向けではありそうですが、今の子ども達に受け入れられるんでしょうか?

とはいえ、45歳の島袋先生。よくやるなぁと思います。
ヒットしたとしてもさすがに休載ちょくちょく挟みそうですね。




SAKAMOTO DAYS / 鈴木祐人

2020年51号~

最強の殺し屋がいた その名も坂本太郎。
彼はすべての悪党から恐れられ―― すべての殺し屋の憧れだった...
しかしある日━━
彼は恋をした!!!
引退、結婚、出産。そして━━
坂本は太った!!
商店を営むふくよかな男。しかし正体は 元・伝説の殺し屋!!
一児のパパとして、迫りくる危険から家族と日常を守れ!
ソリッドなバトルとコメディが交わるネオアクションストーリー開幕!

(週刊少年ジャンプ公式HPより引用)

こちらは、ジャンプGIGA2020WINTERに掲載された読切の連載版。
坂本先生は、初本誌掲載が読切ではなく連載という珍しいパターンです。

コメディあり、バトルありと、個人的には好みの作品なので、続いて欲しいです。

まぁ、ネットでもそこそこ好評なので3,4クールくらいは続くんじゃないでしょうか?




以上、18作品でした。

2018年度,2019年度の新連載数は12作品(内1作品は短期集中連載)、2016年度,2017年度の新連載数は11作品と、上半期の時点で連載数が近年の1年間を通した連載数と近しい数。
今年の新連載の数が異様に多いことが分かりますね。

ちなみに、新連載の数が多かったのは1970年の33作品、そして1971年,1980年の20作品、1969年,1981年,1982年の19作品。そして今年の18作品と続きます。21世紀に入っては最多です。

この作品たちが今後ヒットするのか、はたまた打ち切られてしまうのか(既に打ち切られた作品もありますが)、今後に注目していきたいですね。

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