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vol.427|週間まとめ前半【この後アップトレンドの1Pとトレンド継続中の5Sに注目しつつ】

―中古機推移と直近1ヵ月のPS機種傾向


お買い得な機種グループ
安価かつ支持率(顧客ニーズ)上昇中のため、費用対効果が高い機種グループです。ただし、支持率100%以下の機種が多いことに留意
【4P】
PニュートキオV1

【1P】
P北斗の拳8究極乱世SSF
e花の慶次~裂一刀両断DL2-MX
Pハイスクール・フリート2MH
Pバジリスク2AB
P百花繚乱FM-JF
Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア黄金絶唱YR
Pリング 呪いの7日間2 FSA
PAリング バースデイ 呪いの始まりFWC

【20S】
該当なし

【5S】
S押忍!番長ZERO PC1
S/バーサスリヴァイズ/HS
Lスロット ソードアート・オンラインB2
Lラブキューレ2PS
Sディスクアップ2ZF
LゴブリンスレイヤーRD

【4Pと20S】育成や長期的な視点での運用に適した機種グループ
高額なため、購入の際は予算を考慮する必要がありますが、市場における顧客ニーズは高く、支持率は上昇傾向となります。購入よりも育成に適した機種グループです。
【4P】
P北斗の拳暴凶星SFPA
PRe:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりVer.M08
eぱちんこソードアート・オンラインK12
P真北斗無双4下剋上闘GRPJ
P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮F

【20S】
LからくりサーカスG
S/ 沖ドキ!GOLD /LS
SキングハナハナSP-30
Lパチスロ北斗の拳AD XR
L革命機ヴァルヴレイヴ D
SグランベルムZXZ
L戦国乙女4S3
SエウレカセブンHIEVO XS
Sゴーゴージャグラー3KA
L主役は銭形4L1

【1Pと5S】育成や長期的な視点での運用に適した機種グループ
【1P】
Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅RRZ
P戦国コレクションAH
P北斗の拳暴凶星SFPA
Pフィーバー炎炎ノ消防隊G
P009RE:CYBORG M4-K
P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮F
eぱちんこソードアート・オンラインK12
P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮
PRe:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりVer.M08
Pフィーバーかぐや様は告らせたいR
eゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅SP JHZ
Pゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒YR
P真・一騎当千~桃園の誓い~FM-JT
P宇宙戦艦ヤマト2202 ONLY ONE YR
PAフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン bY
P真北斗無双4下剋上闘GRPJ
e義風堂々!!~兼続と慶次~3DM5-S
P天才バカボン6FD-RS
PA戦国コレクション AN
P GO!GO!マリン3000HCD
P中森明菜・歌姫伝説4KD-TJ
P新鬼武者 9YU1
PDD北斗の拳2V2B
P麻雀物語47AR1Y
P地獄少女 Light FVB
Pリング呪いの7日間2FWA
Pモモキュンソード閃撃 GCA
Pデビルマン黄金黙示録N-K1 YT250
Pフィーバーありふれた職業で世界最強R

【5S】
L革命機ヴァルヴレイヴ D
Lマジカルハロウィン8FE
Sハッピージャグラー VⅢ EA
S/ファミスタ回胴版!!/FB
S蛇喰夢子という女NE
S炎炎ノ消防隊jS
Sゴーゴージャグラー3KA
L戦国コレクション5GJ

―直近3ヵ月の市場トレンド考察


Q:
直近3ヵ月の市場トレンドってどんな感じでしょうか?またそこから予想される2024年の市場はどのようなものでしょうか?
A:
直近3ヵ月、ということですので期間は【2023年10月~12月】で見ていきたいと思います。結論としては、【特に大きなトレンドはなく、例年通りの動き】ということになりそうです。

まず稼働から。直近3ヵ月の市場全体の稼働は以下のようになっています。

市場全体の平均稼働は(10月↘11月↗12月)となっています。おおむね例年通りの市場の動き方をしており、特に変わった動きをしているわけではありません。

特に台数が多く、タイトル強めのメイン機種がリリースされた「4P」「20S」、分野別では「スマパチ」「ハイミドル」「スマスロ」などPSともに高単価高射幸機がリリースされたことによる影響の強さがうかがえます。

「ライト海」「Aタイプ」分野の数値上昇は《P大海5ブラックライト》《Sクランキークレスト》の影響によるものとなります。

打込シェアもおおむね稼働推移と同じ動きをしています。販売台数が多く、好調の「Pシンエヴァ16」を含むハイミドル分野よりも、過去最高の数値を更新している「eリゼロ2」を含むスマパチ分野に打込シェアが引っ張られているのが特徴的です。

このことから、2024年は「eリゼロ2」の販促や運用など、同機をいかに“集客のキッカケ”とすることができるかは、ひとつ重要なポイントになるのではないでしょうか。

続いて売上推移です。

こちらも稼働好調の「Pシンエヴァ16」「eリゼロ2」「Lバジリスク絆天膳」を含むハイミドル、スマパチ、スマスロの売上が大きく上昇していることがわかります。

スロット分野よりもパチンコ分野の上昇幅が大きくなっていることがわかります。

市場のトレンドはまだ少しスロット寄りとなっていますが、売上を上げるのであれば、いかにパチンコ部門に顧客を流入させる導線を持つか、ということも一つの課題と言えそうです。

売上シェアは前述の機種を含む分野が売上シェアをのばしています。

中でも少し注目しておきたいのは「P大海5ブラックライト」「Sクランキークレスト」を含む「ライト海」「Aタイプ」分野の売上シェアが伸びていることです。

これは機種自体のスペックやゲーム性の面白さももちろんその要因と考えられますが、小さくない要因のひとつとして、競合となる機種が少ないことも挙げられます(P新海物語の大コケがあるので、最低限のゲーム性のニーズを満たしておく必要があると考えられ、どのような機種でもOKというわけではないが、競合が少ない市場に商品を投入する方がヒット率は上がることになりそう)

これが現在(直近3ヵ月)の市場の大きなトレンドです。次にこの市場トレンドを元にわたしが考える基本的な営業の流れをお伝えしたいと思います。

前提として、営業は大枠では以下の1→2→3を確認しつつ行っていくのが良いと思ってます。

1.お客様のニーズを把握する

2.お客様のニーズに沿った種別や分野、機種を自店は伸ばせているか

3.【YESの場合】
そこをさらに伸ばすために、現場、SNSの施策にリソースを投資していく
―再現性の因数分解
―現場での導線づくり(スタッフを巻き込めているか、接触点や機会を多く創ること)
―SNSでの導線づくり(SNSはリンクしているか、導線を強化していくこと)
―さらにそこに関連する接触ポイントを多く創っていくこと

【NOの場合】
要因を分析し、改善を行う、もしくは損切する決断
―機械?
―イベント?
―販売促進?
―現場?
―機会?
―接触ポイント?

ー【1.お客様のニーズを把握する】

◎「スマパチ」「ハイミドル」「スマスロ」であるため、同分野の集客は必須

◎2024年のP分野中心機種は「eリゼロ2」

◎売上の上がり幅(上限値)が大きいP分野への注力は売上アップの大きなポイント

◎(「P大海5ブラック」「Sクラクレ」の売上シェアアップ事例より)3月の「ラッキートリガー機」は未開拓分野(つまり競合機種がない状態)のため、大きく売上を伸ばす分野である可能性が高いと。ただし、前例の「Pジャギ」や「Pうまい棒」、また「1/129スペック機」も同様の事例となるが、これらの機種はすべて短期的なトレンドで終了していることも考慮しておきたい(そもそもその分野に顧客のパイが少ないため、長期的な貢献は難しい)。

◎PS機種は直近3ヵ月で市場ニーズが高い機種

直近3ヵ月の傾向から、お客様(市場)の市場ニーズは上記のようになっていることが把握できます。これらの市場ニーズが自店の営業の方向性に沿っていたら売上向上導線はできていると思われます。

お客様ニーズに沿った施策を継続して展開していきたいですね!



P業界の准教授@Pラボラトリー
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