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向かないことは辞めたらいいんだよ

先週、5年くらい続けていた月に一度の活動を辞めることを伝えた。
月に一度とはいえ、苦手な活動だったから、毎回憂鬱。
でも、辞める勇気がなかった。
と、いうか、辞めるという選択肢はわたしの中にはなかった。

努力すれば、工夫すればできるはず!
がんばってないからできないんだ!!

と、自分に言い聞かせて、ずるずるとやってきた。
そうやって小さな頃からやってきたから。
辞めることは逃げることで、ダメなことだったのだ。

そんなわたしがどうして辞める決断ができたのか?

コロちゃんの影響で3月4月、その活動はお休み。
5月は連絡がないからあるんだと思っていた。その日は朝から元気がなかった。平日のお休みだからやりたいこともあったけど、やる気が出ない。
念のために確認しようとメールを見返した。
そこには
「コロナウイルスの影響により当面の間キャンセルさせてください。急な決定となり申し訳ありません。」
とあった。
わたしはすごく喜んでいた!元気がむくむくとわいてきて、やりたいことがスムーズにできた。
それで、認めることにした。
わたしはこの活動、イヤなんです。好きじゃないんです。興味がないんです。
この活動をしていたら、周りから少し称賛される。だから、やっていた。本当にそれだけだった。


子どもの頃から「違和感あって当たり前」の毎日を送っていたように思う。
がんばること、無理している姿は美しい。
がんばっていれば、周りに認められて、わたしはわたしでいられる。そんな価値観が身についていた。

辞めると伝えてからも
まだやれることがあったんじゃない?
本当に辞めてよかったの?
という声が自分のなかから聞こえて、ドキドキした。
大丈夫です!と言い返して、落ち着いてきたら、
じわじわと開放感が出てきて、いつのまにかニヤけていたりしてよくぞ、言った!すごいよ!と思いはじめた。

辞めて分かったのは、向かないことは何年やってもできるようにはならないということ。

適材適所というのがあると思う。
しっくりくる場所で、わたしがわたしを発揮するだけで貢献できることがあるのだ。
そのためにわたしに必要なのは、違和感に気づくこと。
肚に聞くといい。
からだは正直だよ。

日々日々。

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