063.大人は最高！/わたしはわたしの人生を生きる

8月31日。
子どもの頃は夏休みの最後の日だった。
わたしは宿題をギリギリにやる子どもだったので、毎年31日の午後だけ、宿題から解放される夏休みを送っていた。
31日は夏休みが終わることで、とても悲しい日。明日から学校だと思うと、憂うつで仕方がなかった。

昔は夏休みや冬休みの最終金曜日にはジブリ作品が金曜ロードショーでやっていた。物語は最高に面白いし感動するのに、長いお休みの最後の悲しさが合わさって、大人になっても、しばらくジブリ作品は悲しいものだった。

でも今は違う。
宿題もない。学校に行かなくていい。
8月31日にいい気分でいられるなんて、大人って最高！

うちの母は月に1回の割合で、キレる。
キレて、体調不良になる。
原因はたいてい「なんでわたしの気持ちが分からないの⁈」というイライラ。
物事が母の思いと1mmズレるだけでいら立つ。
それも基準がバラバラだから、わたしたち(わたしと妹)がしたことはたいてい文句を言われる。
そうなると、だんだんわたしたちもやらなくなる。
すると母、キレる。

多分、毎日の1mmのズレへのいら立ちがたまりにたまって、爆発するんだと思う。
でも、その母の1mmのズレがわたしたちには大して重要に感じられないのです。
対人関係で1mmのズレって想定内だし、あって当然だと思うから。いい意味でのあきらめも大事じゃないかと。

今までのわたしは、そんな母に振り回されて、ムカついて、口をきかなかったり、毎日不機嫌に過ごしてました。

でもね、これって母の思うつぼではないかと。

毎月のことだし、結局母は自分で自分の首を絞めるように体調不良になっている。
母のことで、わたしまで気分を悪くするのは違う。
どんな状況であれ、自分の機嫌は自分で取ろうと思います。

1mmのズレを許さない人生を選択したのは、母。
インナーチャイルドかなり傷ついているんだろうな。

何はともあれ、わたしはわたしの楽しい人生を生きますね。

今日、仕事で出会った人たちは愛にあふれていた。
親子愛、夫婦愛、ペット愛…
いろんな愛のかたちを見られて、わたしはラッキーだと思う。