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マスコットキャラクターデザインの制作過程

今年も年賀状を出す季節がやってきました。
絵を描く人間は、年賀状に描くイラストに困らないような気もしますが
実際はめちゃくちゃ困っています。

仕事で描いているキャラクターを、仕事以外でやすやすと描けません。
それにいつも描いているようなキャラクターイラストを、
気軽に描いて送れる相手は実はそんなに多くないのです。
その人がキャラクターイラストを好きでも、
家族と一緒に暮らしていたり、まぁいろいろ事情がありますよね。

そこで、無難に干支のイラストを送りたいと思うのです。
干支のイラストなら少しキャラクターっぽくても大丈夫かなぁって。

今回は、そんな干支のイラストを描くためのデザインについて記事を描きました。
2023年の干支は卯(うさぎ)です!

私なりにうさぎのキャラクターをデザインしてみたので、その様子をご覧ください。

ちなみに、今回のネタ出しには「Evernote」のiPadアプリを使用しました。
メモ書きやスケッチが出来て、アイデアを出すのにとても便利なツールです。

キャラクターデザインメイキング

発想する

まずは大体のキャラクターイメージを想像しました。
メモはこちらです。

要素
- こども(赤ちゃん)or大人(おじいちゃんおばあちゃん)
- やんちゃorおとなしい
- 色のイメージ(ゆめかわいい、ゴスロリ、原色)
- アイテム(おしゃぶり、食べ物、クレヨン…)
パターン
1. おしゃぶりしている赤ちゃんうさぎ、服装はゆめかわいい
2. お絵描き大好きな子どもうさぎ、身体中に色がついてる

描いてみる

メモを元に描いてみたスケッチがこちらです。

うさぎのアイデアスケッチ1

クレヨンを持っている方のウサギは、割とよくあるデザインのように思えたので却下しました。赤ちゃんウサギの方向でデザインを進めていきます。

この時のメモです。

赤ちゃんうさぎに決定
内容をつめていく

特徴
- すぐころんで泣いてしまう
- おもちゃを与えると泣き止む

→目は泣いた感じにした方がいいかな

キャラクター性を与えたいようですね。

スケッチで特徴を与える

この次に描いたスケッチです。

うさぎのアイデアスケッチ2

目をツリ目にして、「普段は怒っているけど、簡単に転んですぐ泣く」と言う設定を付け加えました。

感想
- りぼんが痛いかもなー
- 手は大きくしたらいいかも
- おでこが広く見える(かわいくない)→前髪足す?

ちょっと悩みながら描いたものがこちらです。

うさぎのアイディアスケッチ3

だいぶ個性が出てきたと思います。
ここで一旦デザインをまとめることにしました。

デザイン画のラフ

目が怖いかなぁと思いつつ、ここではそのまま進めてしまいました。

下書き
ペン入れ

やっぱり目に表情がなくて怖いですね。黒目を入れることにしました。

黒目を入れてみた。

うんうん。
ここから一気に完成させます!


完成!

色もつけて完成です。
このデザインを使用し、年賀状を作っていきたいと思います。

それでは、今回はここまで。
見ていただきありがとうございました!

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