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ご応募ありがとうございました!+なぜ『こどもさん』なのかって話

拝啓みなさま、お疲れさまです。木端みのです。
きのう、児童向け漫画メディア『季刊めくるめく』3号の執筆者募集終了が終了しました。
応募してくださった作家のみなさま、ありがとうございました。
今回はご応募された内容から、いまお伝えできることを(暫定ではありますが)記事にまとめます。

また、このメディアがどうして『こどもさん向け』であるのか?についてもお話できたらと思います。
執筆されるかたは、作品制作の参考にしていただけるとさいわいです。

このnoteは、木端が主催する2つの企画についてお知らせするnoteになります。
ひとつめは漫画メディア『めくるめく』
ふたつめはオンラインのYouTubeチャンネルと地方のまちの教室の二か所につくる『漫画塾』
この2つの主軸となる目的は「ひとが描くことを未来に残す」ことです。

ご興味あるかたは、過去記事をさかのぼっていただいたり
開放しているコメント欄でご質問いただければお答えします。

最初から記事を読んでいただくと、主張の矛盾などが散見されるかもしれません。
いまは右往左往しながら、ほかのかたの手を借りながら、足場をかためている段階です。
見守っていただければ、そして、いつか賛同していただけるのであれば応援してもらえるとうれしいです。

では、前置きが長くなりましたが3月15日公開予定『めくるめく』3号の続報です。

応募していただいた内容から決定した事項を公開します。

執筆者さんはこどもさん枠1名、大人さん枠2名の合計3名です。
(こどもさん枠は現在募集停止中のため、以前お願いしたこどもさん枠の作家さんに続投していただきます。)

各作家さん上限4P描いていただき、12P分が寄稿となります。

上限ページ数まで執筆をお願いできそうで、たくさんの原稿を見られることが本当にうれしいです。
ありがとうございます!

執筆者名や作品の傾向など、すでにお伺いしていますが
そちらは公開月の3月に入りましたら、徐々に発表させていただきます。
よろしくお願いします。

12P寄稿いただきますので、木端も12P描きます。
+前回2号で発表した『まんがの描き方』も追加で数ページ描きます。
これは、雑誌として発表するためにページ数を増やす目的で描いています。
執筆者さんが増え、ページ数が増えてきたら、主催の分量は減らしていく予定です。
ご理解いただけますと、ありがたいです。

決定した執筆者さまには、この記事のリンクを添付してご依頼詳細をメールにてお送りします。

メールが確認できない場合、メール不着の場合があります。
迷惑メールフォルダやアーカイブされていないか等確認の上、
いまいちどご連絡いただけますと助かります。(メール再送のうえ、この記事にコメントを推奨)

もうひとつ3号発表にあたり、お知らせがあります。
めくるめくの告知ペーパー(A4両面印刷2枚)を九州コミティア内主催の個人サークルスペースにて配布予定です。
こちら、スペースナンバーの発表がありました。E15『コッパペン』になります。ファンタジージャンルです。

よかったら、手に取ってください。
こどもさん用に大人さんとは別の読みやすい名刺を作りスペースに置きます。
こちらSNSなどの記載はなく、メディアだけにつながるサイトアドレスとQRコードが説明や注意書きといっしょに載っているものです。メディアは外部の影響を受けないように、広告をいれておりません。
大人さんの判断でおこさんに渡していただくようおねがいいたします。

お知らせは以上です。

つぎに、多くのかたが疑問に思われているであろうことについて話します。
『どうして、こどもさん向けなのか?』という話です。

めくるめくと塾の主軸にしている「ひとが描くを未来に残す」という考えには、
仕事で描くということのほかに趣味で生活の一部として描くという意味もあります。
どちらかというと、後者の意味合いのほうが強いです。
プロアマ・うまい下手とわず、描くことが生活の大事な要素になれば描くことは残っていくと思います。
それはこれから未来を生きるこどもさんだけではなく、こどもさんとともに生きる大人さんもそうです。

そして、それを形作るのは『楽しさ』だとわたしは考えます。
それは、できたとかできないとか、認められたとか認められないとか関係なく
描いている今のその時間が楽しいという、ただ一点の気持ちです。

だから、うまいとかへたとか、認められたとか認められていないとか
そういう自分の気持ち以外のものに左右されることをなくしたかった。

長くなりましたが、『こどもさん向け』であり『非商業』である理由はここにあります。

「大人の自分がこんなこと言ったらへんだ」とか
「こんなことをしても、お金にならない」とか
ただ単に「うけたい」とか
そういう気持ちが出てくるのは、大人になって社会になじまなければいけないからです。
それはとても大事なことなのですが、わたし個人としてはそういうものをべつに見たくない。

「こどものころの自分にこういうものを見せたかった」または
「心の奥に閉じ込めている、こどもの自分に見せたい」
そんな作品を『めくるめく』で集めたい。
小学校で回し読みしたノートに描かれた漫画は、特にうまいわけじゃない。
でも読んでほしいし、読みたいともだちがいた。

こどもさんのなかには、めくるめくを読みたいと思ってくれるひとがいると思う。
本当に心からそう思っているので、わたしはこの企画を続けて届けていきたいと考えています。

いっしょに、こどもさんの審美眼にかなう漫画をつくってもらえたらうれしいです!

そんな感じ。今回伝えたいことはそれだけです。
いつも興味を持って読んで下さるかた、ありがとうございます。
めくるめくが、『こどもさん』と『大人さんのなかのこどもさん』に届くように願っています。

この記事がよかったなって思ったら、サポートしてもらえるとうれしいです。いただいたご支援は、作品制作のために使わせていただきます!