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統合編②:感謝の選択

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今回はCONNECTの統合編として、物の見方を変える実践ワーク「感謝のワーク」をご紹介します。

このワークは、簡単に言えば「1日に10個の感謝を書くこと」なのですが、このnoteをお読みの方々の多くは、このようなワークがあることを既にご存知かもしれません。多くの人々がこのワークを実践し、共有しています。

しかし、今回私が重点を置くのは「なぜこのワークを行うのか」ということです。

私はこのワークを少なくとも過去3年以上実践してきましたので、その経験から、このワークの重要性や深い意義をお伝えします。


ワークの目的

感謝のワークは人によって目的が異なりますが、私が推奨する理由は、視点を増やすためです。具体的には、「感謝の視点」を身に付けることです。

感謝の視点とは、どのような状況においても、感謝できる側面を見つけられる能力のことです。ただし、これはすべての状況で「心からの感謝ができること」を意味するわけではありません。重要なのは、意識的に「感謝の視点」への切り替えができることです。

私たちは一日約6万回の思考を行い、その大半がネガティブなものだと言われています。そのような思考パターンの中に、感謝のワークを通じて、感謝の要素を取り入れていくのです。

思考のパターンが変われば、感情にも影響を及ぼし、日々の幸福感につながります。このワークは、感謝の視点を身につけることを目的としていますが、その副次的な効果として、日常の中にある感謝の瞬間に気づき、その有難さに静かに喜び、そして、感謝の感性が豊かになった自分の成長にも喜びを感じられる楽しさがあります。

さらに、今後の統合編では「思考から離れる」というプロセスがあり、その段階への準備としても、視点の数を増やすことが非常に重要です。

物事を一面的にしか見られない状態は、固定化された重たい思考を意味し、逆に多角的に物事を捉えられることは、柔軟で軽やかな思考を意味します。後者の方が、思考から離れるのが容易であり、自己変容をできるだけスムーズに、アップダウンを少なくしていく上でも「感謝の視点」を見つけるのは大切なことです。

ワークのやり方

① 内なるパートナーに、感謝のワークを行う必要があるかを確認します。
例:「魂、今の私に感謝のワークは必要?」
→YESの場合は②へ進みます。
→NOの場合は、そのタイミングでワークを行う必要はありません。

② ワークを行う期間を決めます。
例:「期間はどれくらい行う?1ヶ月以上?」→YES   
  「2ヶ月は?」→NO 「3ヶ月は?」→YES

③ 期間中、1日の最後にその日にあった10個の感謝を書きます。
できるだけ、一日の最後に10個の感謝を振り返るのではなく、リアルタイムで感謝を感じたり、気づいた度にメモを取り、10個まで書き留めておく方が良いです。

④ 10個書けない場合は、CONNECTを用いて内なるパートナーにヒントを求めてください。
例:「その感謝は家の中にあるか?それとも外にあるか?」   
  「朝の出来事か?昼の出来事か?夜の出来事か?」   
  「誰かに対する感謝か?物に対する感謝か?」  
  「家族への感謝か?友人への感謝か?仕事仲間への感謝か?」

⑤ 10個書き終えたら、最後にCONNECTを用いて内なるパートナーにワークの終了を確認してください。
例:「魂、今日はこれで感謝のワークを終えても良いか?」→YES

もしNOとなった場合は、10個の中でどの感謝に追加や修正が必要かを確認し、必要に応じて書き直してください。

なお、1日10個は基本的なやり方ですので、あなたにとっての最適な1日の感謝の数がいくつなのかは、内なるパートナーと相談して決めてください。

感謝の種類

「感謝」と一言で言っても、その種類は多岐に渡ります。そして、その種類が多いほど、感謝の視点を身についていると言えます。以下にいくつかの感謝の種類を挙げておきますので、ワークの参考にしてください。

・良かったことへの感謝  
 自分が期待したこと、望んだことが実現した際の感謝
・当たり前のことへの感謝  
 いつでも水が飲めることなど、日常生活の当たり前に対する感謝
・物への感謝  
 個人的な物、公共物などへの感謝
・心からの感謝  
 頭で考えた感謝ではなく、心で感じた感謝
・物の背景を見る感謝  
 物を作った人や運んだ人など、物の背景にいる人々への感謝
・社会環境への感謝  
 インフラや行政サービスなどへの感謝
・身体への感謝  
 身体の各部位が果たしている役割への感謝
・見えない存在への感謝  
 先祖、守護霊、ハイヤーセルフなどへの感謝
・人間、動植物、自然への感謝
 人間や生物への感謝
・嫌な出来事、嫌いな人への感謝
 その出来事やその人に対して感謝できる側面を探る感謝
・他人に起こった出来事への感謝
 他者の幸せを自分のことのように喜ぶ感謝

次回に向けて

次回はCONNECTの統合編として「出来事の意味の選択」に焦点を当てます。今回は「感謝の視点」について取り上げましたが、次回は「スピリチュアルな視点」を詳しく解説しながら、さらに物事を多角的に捉える術を身に付けていきます。

次回もお楽しみに!


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