第2話、開始。高齢者のこと。
10月に入りましたね。
今年もあと3ヶ月、早いなぁ、時間が経つのは、と改めて。
株式会社愛犬家住宅として新たにスタートしてちょうど一年。
長年、取り組みたかったことに着手でき、比較的順調に…
コロナ禍は多少の障害にはなったものの、
むしろ目指している方向にはプラスであることもわかり!!
一年間の締めくくりは満点とは言えませんが、
80点ぐらいを付けても良いのかなぁ、と。
その一年の締めの日、朝を長野市で迎えましたが…
改めて原点に立ち返るような機会に恵まれました。
前回までのブログも原点の一つ、
自身と犬との関わりのような話でしたが…
その犬のことと同時進行で取り組んでいたこと。
それは高齢者に関することなんです。
偶然にも、期末最終日の打合せ先のすぐ近所に!
前職時代の後輩が責任者となり運営している施設。
お約束時間前ギリギリでしたがちょっと寄り、責任者のH氏とも久しぶりに会うことができました。
もっとも、たまに食事とかしていますが…
もうすぐ丸15年。
日本中から視察に来るほど「ソフト面」が充実した施設となり、ある意味ではH氏は業界の第一人者として活躍していますが…
この世界にH氏を巻き込んでしまったのは自分。
でも、自身がやってたら、ここまでのことはできなかったでしょう、間違いなく。
そういう意味ではお互いに良かったのかと。。
リゾートの将来を考えた時に、
日本のように稼働率に平日と週末の格差や、
季節間格差が大きいと大型の投資は容易ではない。
老朽化した施設の大規模修繕なんて、
その費用は簡単には捻出できない。
そうなると…
若いカップルが優雅に過ごすようなリゾートなんて目指せなくなる。
どうしたら良いか!?
そこで考えたのは施設が古くなったとしても、お客様を呼べる「ソフト面」を強化するしかない。
では、そのターゲットは!?
そこで浮かび上がったのが、
「高齢者」 「子ども」 「ペット」。
いわば社会的な弱者を対象としたマーケティング。
この客層を対象とした商品&サービスを開発し、
そのソフトが充実すれば施設が古くても清潔であればお客様は呼べるはず!!
ペットについてはこの前までのブログで触れた通り。
では「高齢者」は?
それがこの水中運動、重要なメニューの一つとして位置付けていました。
実際に広島でこの水中運動の事業をしている会社と、
子どもの教育事業をしている会社、
さらに自身が在籍していた会社の3社の共同出資で、
「いつもあなたのそばに」をコンセプトとしたマーケティング会社を設立。
会社員時代、言い出しっぺでもあり、その会社の役員も兼務させてもらい、
将来のリゾート事業に必要なソフト面の開発に取組みました。
在籍していたリゾート会社を退職後も、
その会社の取締役として関わりを持ちながら、
少しずつペット=犬への活動に注力していく中で、
そのH氏にこの水中運動の分野への取組みを担ってもらったわけです。
水の力…すごいんですよね。
26年間、車いす生活だった人が、3ヶ月間の水中運動トレーニングで、自力で陸上歩行できるまでに機能回復したケースもあるんです。
当時、「ハッピーぽっくり」なんてネーミングをして、
高齢者の健康増進プログラムを普及させることにより、
寝たきりの防止にも、そして高齢者医療の費用軽減にも役立つ!!
そんな意気込みで取り組んでいました。
それらをリゾート地にも取り入れることで、中期滞在プログラムとしたり、当時増加を続けていた別荘地への定住者向けに提供することで、地元自治体が不安視していた移住高齢者の医療費負担軽減策としたり…
いろいろな構想を持ちながら。
ちなみに、当時は公営プールでは歩くと注意されたり…
それを認められるようになったのは我々の取組みから、なんです。
その効能とか、当時のさまざまな出来事は、
またまた長くなってしまったので、次回とさせていただきます。
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