失敗不可能なスタートアップ戦略
今回もMUPウサギライブのまとめを行なっていきます。
今回は会社を建てた際のスタートアップ戦略についてです。
このスタートアップ戦略に沿って施策を行っておけば潰れない
という5つの戦略をまとめていきたいと思います。
①PROCESS MANUAL
②STORY TELLING
③DYNAMIC PRICE
④CROSS COST-CUT
⑤RETENTION FLOW
✔︎ PROCESS MANUAL
まずはプロセスのマニュアルについてです。
プロセスのマニュアルはどこの大手企業でも作っているものです。
必ず作るようにしましょう。
プロセスマニュアルの作成のポイントは、
1. プロセス書き出し
2. 自動化導入
3. EECDの導入
こんな感じです。
1. プロセス書き出し
まずはプロセスを書き出してみないと始まらないので
時系列ごとに、誰が何をやっているのかを書き出してみます。
この例は私生活での例ですが、
会社でのフローもこんな感じに作ってみます。
営業用の資料もマニュアル化しておけば
優秀な営業マンはいらなくなります。
営業マンが優秀じゃなくとも
資料のマニュアルがしっかりしていれば
誰が説明しても同程度伝わるようになるわけです。
人の入れ替わりで慣れるまで教えて。。。
みたいな無駄もなくなるわけです。
2. 自動化導入
経営者側から見た労働時間は2つに大別されます。
『CASH MAKE』と『CASH LOSE』です。
CASH LOSEの時間は、その人がいるだけで
人件費がかかるような時間です。
この人件費垂れ流しの時間をなくすために
自動化の施策を打ちます。
例えば、問い合わせについては、
よくある質問をサイトにまとめる、
LINEでの自動応答の導入などが考えられます。
こんな感じに人がやらなくても良い仕事は
全て自動化できるような施策を考えます。
できるだけ時間をCASH MAKEの時間に当てれるように
自動化の導入とは重要なんですね。
3. EECD導入
全部の仕事を機械やマニュアルがやってしまうと
人間味がなくなってしまうのではないか?
これに対応するためにEECDの導入をします。
EECDについてはこちらの記事にまとめてありま〜す。
人間味を出す部分というのもマニュアルに入れ込みましょう。
こんな感じのポイントに注目して
マニュアルを作ってみると良いそうです。
✔︎ STORY TELLING
価値は提案につく時代になってきています。
作業やモノに価値がつく時代は終わりました。
最近では買い手よりも売り手の方が多くなってきていて
商品の比較がよくされるようになっています。
こんな中で、どこで差別化をするのかというと
提案です。提案で差別化をします。
モノが売れないときに、モノを変えるのではなく
まずは提案を変えてみます。
そもそも提案とはなんなんでしょう?
提案には3つのプロセスがひっくるめられているモノです。
3つのプロセスとは
1. 現状
共感する不
2. 改善
具体的な手段
3. 理想
可能性の断言
です。
まずは、相手が共感してくれる不を探します。
次に、それを改善する具体的な手段を示し、
最後に、それをしたらどんな未来が待っているのかを断言します。
例えば、シャンプーの宣伝。
秋は乾燥してフケとか出やすいんですよね〜 (共感の不)
このシャンプーでこのように洗っておけば (具体的な手段)
髪も毛根も綺麗になってボリューム感も出るんですよ (可能性の断言)
みたいな感じに3ステップで提案をしないといけません。
こんな感じの提案を駆使して
他社の商品やサービスとの差別化を図ることが大事です。
✔︎ DYNAMIC PRICE
次はダイナミックプライスです。
モノが売れるようになってきたら
価格を上げて、利益率をどんどん上げる施策です。
こちらについてはこの記事にまとめてありま〜す。
利益をとにかくあげないと潰れてしまうので
この施策は必ず必要になってきます。
✔︎ CROSS COST-CUT
ここで考えるべきはPPP (Profit per Person)です。
つまり、一人当たりどれだけの利益を出したか
ということです。
ライン生産とセル生産の比較から
生産性の違いを考えてみましょう。
まずはライン生産です。
これは、一人一つのタスクを行なって
全体を仕上げるような生産方法です。
例えば、ハンバーガーをライン生産するとしましょう。
一人当たりのコストが時給1万円とします。(すごい良いバイトだ)
切る人、挟む人、包む人の3人で
一つのハンバーガーが完成するとします。
切る人と包む人は1分に1つ(1時間に60個)の作業をこなせますが
挟む人は2分に1つ(1時間に30個)しかできません。
この時、最終的に出来上がるハンバーガーは1時間に30個です。
次にセル生産です。
これは一人でいくつかの作業を行う生産方法です。
先ほどと同じ条件を考えるとして、
今度は一人が切る、挟む、包むを行います。
この時、それぞれの作業は1個あたり
1分、2分、1分の時間を要すので、
4分で1つのハンバーガーが完成します。
これを3人が行うとすると
1時間あたり45個のハンバーガーが完成します。
ライン生産と比較すると
一個あたりのコストが圧倒的に変わります。
マネジメントの際に重要なことは、このセル生産同じことで、
一人に複数の業務をやらせるようなマネジメントをすることです。
一人当たりの生産性に重きを置いて
マネジメントもやっていかなければならないんですね〜
✔︎ RETENTION FLOW
クレカで自動引き落としされるサービス何個ありますか?
。。。
何個あるんだろう。。。
となった方が意外と多いかと思います。
ここがサブスクの強いところです。
さらにサブスクの良い点は
定常的に売り上げが立つことです。
つまり、来月どのくらい売り上げが立つのか
という未来が見えやすくなります。
未来の見通しが立っていれば
どのくらいのお金を使えるのかが明確になるので
次の施策を即座に打ちやすくなります。
最近は移り変わりが非常に激しい時代です。
パンケーキが流行ったと思えば、廃れ
タピオカが流行り、また廃れ。。。
移り変わりが激しい時代に、
世の流れについていけないと潰れてしまいます。
サブスクのようなリテンション施策を持っておけば、
未来の売り上げ予想がしやすく、
即座に世のニーズにあった施策を
打ち出しやすいという利点があります。
このようにリテンション施策は、
世の中の流れから置き去りにされ廃れることを
防止することにつながります。
✔︎ まとめ
今回は失敗しないスタートアップ戦略をまとめてみました。
①マニュアルを作り無駄なプロセスや人件費をなくす
②提案を売ることで周りとの差別化をはかる
③価格を上げることで利益を追求する
④1人に複数作業させることでコストを削減する
⑤リテンション施策で売上の見通しを立て即座に施策を打てるようにしておく
こんな戦略をとっておけば
まず潰れることはないそうです。
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