見出し画像

#3 Chat GPT先生に聞いてみた 眼鏡の度数

1nspiration というサングラスブランドを立ち上げ、Note を使ったブランドプロモーションやメガネ、サングラスの情報発信を考えて開始。
Noteユーザーに活用術を聞きたかったがリアクションも少なく、流行りの Chat GPT に頼ることにしました。
少しの間「アイウエア x AI 」ってことで色々とAI に聞いたり、教えてもらおうと思います。

Chat GPTは無料版と有料版では「小学生と大学生」くらいの違いがあるとどこかで見かけた気がしますが月額利用料を払うほど活用できないので、無料版で「AIと戯れる」程度に遊んでいきます。

今回気になってChat GPT先生に聞いてみたのは「眼鏡の処方度数」
おそらく、近い将来 眼鏡度数はAIが考えてくれるのではないでしょうか…。
長い間日本のメガネ業界では「半医半商」と呼ばれメガネの度数を処方する医療のような立場メガネを売る商売が混ざった独特の業界でした。(現在進行形かと思いますが、眼鏡作成技能士という国家資格ができて状況は変わっているかもしれません)

医者からいわせれば
「なにやっとんねん、処方は医者にまかせなさい!」
眼鏡屋からいわせれば
「時間をかけてじっくりヒアリングしてお客様に最適で快適な眼鏡をかけてもらえる。メガネは度数以上にフィッティング調整やサイズ選びが重要や!バイトの検査助手が度数決めるくらいなら、経験豊富な眼鏡屋が度数決めるほうがええわ!!」
というような業界。

※上記は経験に基づく個人の感想です。あくまでも日本の独特な業界を説明する表現となります。

さて、前置きが長くなりましたがここからが今回の記事の本題です。
何かと話題のChat GPT(無料版)に書き質問を投げてみました。

質問内容
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

I'm optmetrist.お客様への眼鏡処方度数を教えてください。
45歳男性、主訴は「夕方になるとスマートフォンが見辛くなり疲れやすい」
持参眼鏡度数は「右s0.00 c-0.75 ax85°、左s0.00 c-1.00 ax100°、持参眼鏡視力は右0.9、左0.9、両眼1.2。PD68mm」
完全矯正視力は「右1.2、左1.2、両眼1.5、度数右s-0.25 c-1.00 ax80°、左s-0.25 c-1.25 ax110°、加入度数+1.00」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

回答
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お客様の持参された眼鏡の度数と視力から、以下のような処方が考えられます。

右眼の処方
球面度数:-0.25D
乱視度数:-1.00D(軸は80度)
左眼の処方
球面度数:-0.25D
乱視度数:-1.25D(軸は110度)
両眼の加入度数:+1.00D

しかし、完全矯正視力ではお客様の両眼の視力は1.5となっています。つまり、現在お客様が持っている眼鏡の度数で十分な矯正ができているということです。そのため、眼鏡の度数を変更する必要はなく、スマートフォンを長時間使用する場合は適度な休憩を取るようにアドバイスすることが重要です。

ただし、お客様の眼の状態によっては、視力や症状が変化する可能性がありますので、定期的な検査を受けることをお勧めします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

注1)質問に「I’m optmetrist」と書いたのは回答を導き出すための工夫です。提案された度数に影響を与えたかは不明です。
注2)質問内容は実在の人物をもとに記載しておりますが、内容に疑問や誤りを見つけた場合はお手数ですがご指摘ください。

とても興味深いですね。
質問が抽象的であれば回答もある程度抽象的ですが、数値をもとに具体的に書けば回答も具体的になるのかなと思いました。
「現在お客様が持っている眼鏡の度数で十分な矯正ができているということです。」はある意味正解ですし、アドバイスも的は外していないと感じました。
細かく言えば老眼の事がスルーされていて、主訴に対して一番重要なポイントになります。

冒頭で「近い将来 眼鏡度数はAIが考えてくれるでしょう。」と書きましたが正しいデータと希望を入れればAIがビックデータに基づき適切な度数選定をしてくれるようになるでしょう。
視力検査も完全矯正値を測るのもほぼ全自動でできる時代です。
眼鏡屋の強みである「経験値」はビッグデータからのデータ解析にはおそらく勝てないのではないでしょうか?

唯一AIに真似できないのはフィッティング調整でしょう。
フィッティング不用の軽量なメガネもありますが、眼鏡にフィッティングは不可欠でとても重要です。

いかがでしたでしょうか?今回は具体的に専門的な質問をChat GPT先生に投げかけてみましたが、興味深い結果でした。
この記事をきっかけに眼鏡関係者の方もAIの可能性を試していただければ幸いです。
AIを脅威と思わず正しく理解し、より良い工夫と創造、改善につなげていきたいと思いましました。
何か面白い内容あれば是非教えてください。

今回イメージ画像の作成にご協力いただいたのは「Microsoft Bing Image Creator」のAIさんです。
なかなか、気持ち悪いGeekな雰囲気が良い味をだしています。ww
次回は画像生成AIを使って遊んでみたいと思いました~

follow your 1nspirations!  Have a gooood GW!!


この記事が参加している募集

#AIとやってみた

28,131件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?