転職先決まったしINIにもハマったし人生いい感じ🎶
先日、転職先から内定をもらえたため6月あたりから今に至るまでの無職期間が無事に終わった。
私は意識ド底辺のただのオタクなのでそうする必要がなければ働きたいとはあまり積極的に思わないけど、日ごとに減っていく貯金残高を見てたら焦りと不安で頭がおかしくなりそうだったのでひと安心。あ~~~、良かった(心から)
3カ月近くも転職活動してたの!?って感じだけど、前の仕事を辞めてしばらくは人間未満の生活を送っており、本腰を入れて「オレはやるぜオレはやるぜ」とシーザー@動物のお医者さんになったのは7月下旬くらいからだ。
やる気の着火剤は「友達と負い目なく遊びたい」「親に面目ない」などいろいろあるけど、何より今年6月に急に頭から沼へのめり込むようにハマった11人のアイドルグループ・INIを本格的に追うためというのが私の中で大きな変化だった。
この記事はどん底の無職からINIを追いかけるべく社会復帰した一介のキモオタによる備忘録だ。
愛に満ちた布教記事でも臨場感あふれる現場レポートでも何でもない、MINI(INIファンの通称)なりたてほやほやオタクのちょっとした記録だけど、「私ってどうして頑張れたんだっけ」という記録のために書いている。
以下、どうしようもない私のネガティブ自分語り(フェイクも織り込んでいる)なので飛ばしてもだいじょうぶい✌
要約:2023年~2024年上半期までの私はボロボロだったよ~トホホ😢今はかなり回復して元気です🔥
心身ボロボロの失意のままに仕事を辞めたあと、何もやる気が起きなくてベッドに寝転がりながらぼんやりYouTubeを流し見していたときだった。
INIにハマる入口となったこの動画に出会ったのは。
「田島将吾くんが先生役をやっている間に生徒役の他メンバーは与えられた食べ物をバレないように早弁する(※田島くんは早弁のことを知らない)」とかいう内村プロデュースの企画ですか??みたいな内容なのだが、オススメ欄に突如として出てきたこの動画にもうめちゃくちゃ笑わされた。
早弁に指定された食べ物がハチャメチャなのはもちろん、先生役の田島くんを物ともせずに豪快に蕎麦を啜ったり、「先生消すの早すぎ~!」と文句(ではなく感想)を言ってもう一度板書してもらっている間にアイスをガツガツ食べ進めたり、ゆで卵を消しゴムと間違えたりとメンバーの一挙手一投足がとにかく面白すぎて、この時点でINIについてほとんど知らない私でも笑い転げたくらい充実したコンテンツだった。
でも、なんとか早弁を完了させて、最後にドッキリの種明かしをするだけなら「あ~面白かった!」で一時的な気晴らしになっていただけだと思う(いや、それでも動画が面白すぎる)。
それを通り越して「この子たちちょっと、いやすごくいいかも!?」という素敵な予感に満ちたのは以下のシーンを見たからだ。
ピンク髪の許豊凡くんに指定されたのが「棒つきキャンディ」という一人だけハードルがバリバリ高い食べ物で、当然食べ終わるのも最後ギリギリとなってしまうのだが、仲間たちが「たじ先生!たじ先生!」と授業を盛り上げるように見せかけてフェンファンくんにキャンディを食べる隙を与えてあげるのである!!!
その後キャンディを木村柾哉くんと松田迅くんの間で回し食べして(←これもすごい)なんとか全員完食。先生役の田島くんも最後まで気づかなかったため見事企画が大成功した。全く気づかないのが視聴者にとって一番のドッキリでは……。
このシーンを見たとき、情緒不安定な時期とか差し引いてもなんか本当に謎の感動が押し寄せてきて胸がジーンとなった。
例えばウケ狙いのためとかでも仲間同士で足を引っ張り合うことなどせず、困っている仲間のためにみんなで力を合わせて成功を目指す。
ネガティブな要素が一切ないチームワークに対して抱いた感想は「この子たち、きっとみんな優しいんだろうな」だった。
不思議なくらい感銘を覚えた私は、上記の動画を皮切りにINIの動画を見漁るようになった。
そこで彼らがYouTubeでコンテンツを定期的にUPしていることを知って、その充実具合にも驚かされた。この早弁でバラエティ企画92作品目って。
唯一かろうじて「無職でよかったかも」と前向きに思えるのは短期間でINIに関する知識を詰め込みまくれたところで、何も考えられなかった停止中の脳に「そうしたい」という欲求覚える元気を与えてくれたのも、まさしくINIだった。
INIが与えてくれた原動力が、日常のいろいろな元気につながっていく。
ベッドから起き上がれるようになった。シャワーを浴びれるようになった。洗濯機を回せるようになった。部屋を掃除できるようになった。簡単な自炊ができるようになった。自炊のためにスーパーまで行くようになった。仕事探しのためにパソコンを開くようなった。
もう2023年以前のバリバリ働きマンだった私には戻れないけれど、「ここからどうしていこうか」と考えて、親や友人など誰かに相談できるくらいの余裕が生まれた。
回復途中の日常の中で、空き時間にはINIの動画を開いて片っ端から見ていっては声を上げて笑って、時には彼らの持つ優しさに触れて涙ぐんだりした。
既にたくさんのコンテンツに恵まれているというのは、遅れて出会った身からすればとても幸運なことだと感じた。
再生数がかなり多い「学力テスト」「バレンタイン」は鉄板だけれど、どの企画も掛け値なしに面白い。私のお気に入りは上2つの流しそうめん企画です。さっき紹介した早弁企画は誰が見たって笑えると思うけど、西洸人くんがお休みしているので……😢
前半は流しそうめんの台を作るDIYチームのわちゃわちゃ・天ぷら調理チームの謎のしっとり感と落ち着き、安定感・手作りそうめんチームの大騒ぎっぷりなど三者三様の個性が充分表れているかと思いきや、後半はお互いの作成物を褒め合う肯定しまくりのハイテンションパート。INIが持つ思いやりと優しさ、明るさをとことん味わえる。これもまた、最初はげらげら笑っていたはずなのに最後は「謎の感動」が胸に押し寄せる企画だ。
きっかけがそうだったのでバラエティコンテンツの話をしまくってしまったが、もちろん彼らの本髄でもある音楽も聴きまくって、PVも見まくった。
これは彼らのデビュー曲である『Rocketeer』だ。「このGalaxy 俺にはアジト!アジト!」ってパートが景気良くて好き。
綺麗に揃っている中でも一人ひとり個性のあるダンス、11人もいるけれど聞き分けのしやすい歌声、クールに響かせるラップ。
パフォーマンスを見た次の日くらいにはFCの年間会員に入っていた。Spotifyの有料会員なので曲を片っ端からダウンロードした(それでもいつかCDという物理的な形のあるものを買う予定)。現場の予定なんかいつ入るかも分からないのに「いつか絶対に使うんだ」という気持ちで公式ペンライトも買った。
なんでこんなにオタ活の初動がすさまじいのかというと、ハマり始めたのがちょうど今年6月発売の新曲『LOUD』のプロモーション時期と被っていたのもある。
私にとって『LOUD』はとても思い入れのある曲だ。
初めて買った新曲、初めてゲットしたトレカ・店舗予約特典……というのもあるけど、何よりコンセプトが好き。
「僕らを囲う“THE FRAME”を壊す」――『THE FRAME』というシングルの表題曲にふさわしく、「世の中を取り囲む偏見」を打ち砕くようなパワーを与えてくれる。曲も歌詞も振り付けも本当に力強くて、勇気が欲しいときにピッタリの作品だと思う。
常に何かしらの変化が起きているにもかかわらず、旧態依然とした部分も確かに残っている現代社会において、自分の在り方について悩む人はたくさんいると思う。そんな中でこんなにまっすぐ「不条理に立ち向かおうぜ!」と熱いメッセージを伝えてくれるアイドルを知るのは初めてだった。
いろいろな偶然が重なって「もうダメなんだ」とすっかり塞ぎこんでいた私にとってそのパワーは、まさに壁へヒビを入れて光を差し込ませてくれた。
あと『LOUD』は作詞作曲やビジュアルの作成などクリエイティブな仕事もメンバーたちが一部を担っており、創作物というものが大好きな私は、彼らの努力がステージでのパフォーマンス以外にも遺憾なく発揮されていることに驚いた。
下記は『THE FRAME』リリース記念に池崎理人くんが作画、フェンファンくんがデザインを担当したSNS用の特製ヘッダーだ。
か、かっこいい~~~(素直) ただでさえ忙しいと思うのに、ファンのためにここまでやってくれるなんて本当にすごい……。
さて、ここで突然私のアイドルオタク遍歴紹介なのだが、1X年前に某Kポユニット死ぬほどハマったのが最初だ。
まぁでも、当時は絶賛活動中だったけど、今はもう……ね!!
(今でも引きずっているのだがユニット名は一応伏せます)
次に兄弟の勧めでアイマスに片足突っ込み、モバゲーの事前登録からアイドルマスターSideMにドドドハマりした。急に二次元アイドルも遍歴に加味してすみません。
運営とどうしても合わず今ではかなりゆるっとしたオタ活になってしまったが、8年目くらいまでは一番の出費先だったし315プロダクションのアイドルのことは今でも大好きだ。SideMも間違いなく私の青春を彩っているが、その話はまた別の機会にするような……結局しない気が……(怠惰)
とにかく生身のアイドルを好きになるのは某Kポユニットが最初で最後みたいな状態になっていて、その人たちを何より愛していたからこそ負った傷は大きく、もう金輪際アイドルなんて好きにならねぇぞ!!という誓いのような気持ちがあった。
でもINIと出会って、傷つくなら彼らが最後がいいと思えた。
アイドルを信じて応援する気持ちを、十数年の時を経て久しぶりに呼び起こされた気がした。
上記の経験があるので、何かを好きになることにおいて永遠なんて本当にないな、と私は思っている。
自身の気持ちが薄らいでいくというのもあるけど、どんなに自分自身が頑張ってお金を使っても、信じて愛していたとしてもメンバーはバラバラになるしゲームはサービス終了する。
それは「勝手に好きになったのは自分」とどれだけ言い聞かせたところで負担は半端ないからこそ、「もうこんな思いはしたくない」と学習して距離を取ってしまうのも心の機序というものだと思う。
でもなぁ~~~、INIのこと大好きになっちゃった😂😂😂!!!
パフォーマンスのとてつもないかっこよさ、誰かを蔑んだりからかったりせず、「何かあれば全員でそれを楽しもう」という彼らの優しさと思いやり、「俺たちがMINIの一番のファン」と言ってのけるほどファン思いなところ、積み重ねてきた努力の数、それぞれのユーモアや個性、仲の良さを、すごくすごく好きになってしまっていた。
永遠なんてないことをとっくに知っているはずなのに、彼らの向かう先をいつまでも見たくなってしまう。きっとどこまでもいけるはずだと信じてしまう。
めっちゃ今さらな話だけれど、彼らは「PRODUCE 101 SEASON2」という投票番組で結成されたグループだ。
メンバー同士の相性や仲の良さで決められたグループではないし、同じオーディションに参加していたといっても経歴も年齢もバラバラだ。
(これは憶測でしかないけど)オタクにはとても計り知れないような彼らの紆余曲折や葛藤があったかもしれない。
それでも、メンバーが一つの目標=グローバルに活躍するボーイズグループになることを目指して、互いに歩み寄りながら切磋琢磨する。
相手のいいところがあればそれを素直に褒めたたえて、「○○のこういうところがかっこいいよね」と伝えれば「▲▲のここもいいと思う」と褒め言葉で返す。
そこには衒いも照れもない。みんながみんな、自分ができる最大限の努力をしながらメンバー横並びで頑張っている。
こんなに素晴らしい思いやりの応酬が本当に存在するの?
「この子たち本当にいい子だ」と予感が確信に変わる。それはいろいろとくたびれた社会人を癒すには充分すぎるくらいで、私は自然と彼らを大好きになり、勝手に元気をもらった。
最終的には転職活動も無事に実を結んで仕事も決まった。何よりINIを大好きになったし、もしかして私の人生ってまだまだイケるかも!?と開き直って思えるくらいには心身が回復しました(タイトル回収)。
私は10年以上何かのオタクをしているので、オタ活を通じてできたお友達がたくさんいるのですが、みんな最高なのでINIの話をすると「もっと教えて」と言ってくれたり、「○○くんかっこいいね!」と褒めてくれる。
それも本当にすごく嬉しくて、いつかお友達を連れてライブに行ったり、PVやBlu-rayの鑑賞会で大騒ぎ!みたいなことができたらいいなぁって勝手に思っている。あと泊まりでプデュ2をぶっ続けで観る会は絶対にしたい。
MINIの知り合いやお友達もいつかできればいいなぁ。
まだ全然MINIになりたてで、しかも上記の経験もあり、これから自分がINIに対してどういう感情を抱いていくのかは想像できない。
それでも間違いなく、今彼らを応援できていることは楽しくて本当に幸せだと言い切れる。もう今の時点で、伝えきれないくらいの感謝を抱いている。
ありがとう、INI。
YouTubeのオススメ欄に現れてくれて、誰かに対する親切と思いやりを私に見せてくれて、かっこいいパフォーマンスで魅せてくれて、社会復帰に至る行動を起こすような元気を与えてくれて、落ちていくばかりだった私をここまで引っ張り上げてくれて、本当に本当にありがとう。
私がINIのためにできることなんて、彼らが私にしてくれることに比べたら超超超限られている。INIの良さをいろんな方法で発信したり、CDを買ったり、イベントに参加したり、グッズを買ったり、そんなことばかりだ。
そのためにはそう、時間も運もだけど何より資金が必要!!!!!これからINIのために(無理のない範囲で)働いて稼ぐぜぇ~~~!!!!!!私、がんばります!!!!!!!!!!
~完~
本当は推しのフェンファンくんのことや好きな曲まとめや個人的INIメンバー紹介とかも書きたかったけど、今の時点で約7,000字あるので別の記事にします💜
誰かを好きだと心から言えること、幸せを祈れることが本当に嬉しい!!!
♡♡♡👾🐉🧸🤓🐹🕊✨🐶👼🌊😎♡♡♡
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