見出し画像

2021.12.13配信【ラジレキ新聞解説ながら聞き】①世界の安全保障 ②G7外相会合 ③米で竜巻、100人超犠牲か ④今週の市況予想 ⑤くまモン誕生祭、3年ぶり開催へ(IPビジネスの話)

①世界の安全保障

中国や北朝鮮、ロシアの軍事的圧力を感じる日本ですが、東アジアに限らず世界の各地域においても安全保障環境は悪化しています。

ロシアによる軍事侵攻が懸念されているウクライナですが、同様にロシアの西側に位置するフィンランドも第二次世界大戦および戦後にソ連の圧迫を受けた過去から、安全保障に力を注ぎ、アメリカのF35戦闘機を64機購入することを決めました。

②G7外相会合

今年のG7議長国であるイギリス中部リバプールにて12月11日・12日の日程でG7外相会合が開かれました。

初日には、中国やロシアなどの地域情勢について議論が行なわれました。また、今回のG7外相会合には、G7各国のみならずオーストラリアやインド、韓国、ASEANの国々も一部の議論に参加して2日間に亘って開催されました。

日本からは、林芳正外相が現地入りし、全体会合だけでなく各国の外相と個別会談も重ねました。

③米で竜巻、100人超犠牲か

アメリカ現地時間の10日から11日にかけて、米中西部と南部で竜巻が次々と発生し、大きな被害をもたらしています。

最も人的被害が大きいとみられる南部ケンタッキー州のベシア知事によると、死者は100人を超す可能性が高いといいます。

これは竜巻による人的被害として、過去10年間で最悪の規模になるとみられています。

アメリカ南部は元々竜巻が発生しやすい地域ではありますが、ハイシーズンは夏で、寒いこの時期に大きな被害が出るケースは多くはありません。

しかし、南西から暖かな空気が流れ込んだことからテキサス州ヒューストンでは12月9日と10日の最高気温が30℃近くまで上がる記録的な高温を記録します。そこに強い寒気が入ってきたことによって、大幅な気温の寒暖差が生まれて活発な前線が形成されました。

この前線に沿うような形で急速に発達した積乱雲の周辺で次々と竜巻が発生したものとみられています。

④今週の市況予想

今週の市況を占ううえで最重要の話題は、アメリカの金融政策決定会合であるFOMCが12月14日、15日に開かれることです。ここでどのようなメッセージが出されるのか。

また今週は、アメリカのみならず日本、EU、イギリス、トルコなどの中央銀行が金融政策決定会合を開きます。

各国の政策決定内容、そしてメッセージに注目が集まる一週間となることでしょう。

⑤くまモン誕生祭、3年ぶり開催へ(IPビジネスの話)

熊本県のPRキャラクターくまモンの誕生祭が来年3月12日、13日に3年ぶりに有観客で開催されることになりました。2020年、2021年と新型コロナウイルスの影響によってオンライン開催となっていました。

ちなみに、くまモンは九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を翌年に控えていた2010年3月12日にデビューしており、毎年この時期に誕生祭を開いていました。2019年には約7万人を集めています。

くまモンといったご当地ゆるキャラに限らず、ゲームや漫画・アニメなどのキャラクターを使ったIP(知的財産)ビジネスが注目されています。

⑥番組からのお知らせ

オンライン講演会を開催します!

日程は2021年12月14日(火)19:30~20:30(日本時間)、参加費は1,000円です。詳細は以下URLのnote記事からご確認ください。


↓↓その他番組への質問や応援メッセージはこちらから↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?