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20180402社説から見る現代日本

おはようございます。
本日のオススメは日経の「雇い止めを広げる労働規制」です。

現実にそぐわない規制は、労使双方においてデメリットが大きいのではないかと思っています。

以下、日経社説からの引用です。

「2013年4月に改正労働契約法が施行され、有期雇用契約を5年を超えて更新された人は、希望すれば無期雇用に転換できることになった。その権利が今年4月から生じ始めている。

 無期雇用は、企業が昇給や昇格の制度を必ずしも設けなくていいが、雇用期間の定めのない点は正社員と同じだ。企業にはコスト増の要因になり、これが雇い止めにつながっている。各地域での労働組合などの電話相談では、今年に入り、無期転換を控えた雇い止めに関する相談が急増している。

 15年9月末施行の改正労働者派遣法の影響も広がり始めている。派遣労働者が同じ職場で働ける期間は一律に3年までとなった。3年を超えた場合、派遣労働者の雇用主である派遣会社は、派遣先の企業に直接雇うよう依頼するなどの措置が義務づけられた。

 今年9月末から3年の期限を迎える例が出てくる。非正規労働者らの労組である全国ユニオンによれば、負担増を防ぎたい派遣会社が、いまから派遣労働者を雇い止めにする動きがある。」

<社説一覧>
日経:再エネを主力に育てる道筋を長期で描け/雇い止めを広げる労働規制
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:国保の運営移管 都道府県主導で再建を着実に/成田・羽田拡充 一体的な利便性向上策が要る
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:米台の高官往来 安定乱す中国への牽制だ/地域別人口推計 街たたむ議論に踏み込め
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:米韓の合同演習始まる まだ圧力を緩められない/遅れる財政立て直し 無責任な成長頼みのつけ
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:日銀新体制 「異論」含め議論尽くせ/映画と社会 多様な出会いを大事に
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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