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0051-20170925【ビジネスパーソンが押さえるべき今週の主要イベント】

今週の主要イベントについてご紹介します。

1.ドイツ連邦議会選挙結果 2.安倍総理会見・臨時国会召集 3.イラクのクルド自治区で独立を問う住民投票 4.第4回英・EU離脱交渉 5.タイのインラック前首相に判決

1.ドイツ連邦議会選挙結果

現地時間9月24日(日)に実施されたドイツ連邦議会選挙の結果・大勢が、日本時間9月25日(月)午前中には判明します。

現メルケル首相は、これまでの3期12年で堅調な経済や低い失業率を維持してきました。

加えて、米トランプ政権の誕生や英国のEU離脱など、世界で自国を優先する動きが広がる中、国際協調を訴えてドイツの存在感を高めてきたことで支持を広げ、優位に選挙戦を進めてきました。

事前の世論調査ではメルケル首相が率いる中道右派の「キリスト教民主同盟(CDU)」及び統一会派を組むバイエルン州(ミュンヘン市が州都)の地域政党「キリスト教社会同盟(CSU)」が、37%の支持を集めています。

第2党の中道左派「社会民主党(SPD)」などを大きく引き離して9月24日(日)の投票日を迎えました。

メルケル首相の4期目の首相就任は濃厚な情勢ですが、ドイツは「CDU/CSU」と「SPD」の二大政党に加えて、さまざまな個性を持つ4つの小政党も一定の支持を集めています。

メルケル首相が過半数確保のためにどの政党との連立を模索するのかが今後のドイツ政治を占う焦点となるでしょう。

2.安倍総理会見・臨時国会召集

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