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20171214社説から見る現代日本

おはようございます。朝日を除く四紙で伊方原発差し止めを取り上げています。

本日はその四紙からそれぞれ抜粋します。

日経:「原発の差し止め申請ではこれまでも国の安全審査の妥当性や、安全性を立証する責任は誰にあるか、住民の避難計画は適切かなどが争点になってきた。だが、裁判所が正反対の決定を下すこともあり、判断の根拠もまちまちだ。仮処分で原発が即座に止まれば電力供給に及ぼす影響は大きい。判例を重ねて、司法判断に一定の目安ができるのが望ましい。」

読売:「高裁は、地震、津波と火山でリスク判断を使い分けている基準の運用方法に疑問を投げかけた。火山噴火にだけ甘いのではないのか、という問題提起だろう。」

産経:「9万年前の破局的噴火の規模なら、火砕流が到達する可能性は否定できないとした。あまりに極端だ。そうした噴火が起きれば、原発以前に九州全体が灰燼(かいじん)に帰するではないか。」

毎日:「日本で巨大噴火が起きるのは1万年に1回程度とされている。だが、頻度が低いからといって対策を先送りすれば、大きなしっぺ返しを受けることを、私たちは福島第1原発事故で学んだはずだ。」

<社説一覧>
日経:産業革新機構の安易な延長に異議あり/原発の火山対策への警鐘だ
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:伊方差し止め 再び顕在化した仮処分の弊害/東芝・WD和解 半導体売却後の成長策が要る
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:伊方停止の決定 阿蘇の大噴火が理由とは/拉致被害者 救出へ猶予は許されない
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:米軍ヘリの窓が校庭に落下 普天間の危険性あらわに/伊方原発差し止め命令 噴火リスクへの重い警告
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:米軍ヘリ事故 警告されていた危険/党首討論ゼロ あり方見直す契機に
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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