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20180413社説から見る現代日本

おはようございます。
本日のオススメは毎日の「「脱炭素」への長期戦略 再生エネ主力化を着実に」です。

経済産業省の有識者会議が2050年を見据えたエネルギー長期戦略の提言をまとめたことを受けて、読売・産経・毎日が社説を展開。

毎日のみ「送電網への接続問題」に触れています。

以下、毎日社説からの引用です。

「究極の目標は「脱炭素化」である。石油、石炭、天然ガスといった化石燃料への依存から脱却することを意味する。

その主役とされたのが再生エネだ。だが、天候に左右される発電量の不安定さ、コストの高さ、送電網への接続問題といった多くの難題を抱えている。改定される基本計画でも、30年度時点での全電源に占める割合が22~24%に据え置かれるのは、その反映と言えるだろう。

長期戦略は、そうした課題克服のために、蓄電池や水素を活用する技術、デジタル技術を駆使した分散型送配電システムなどの開発に力を入れる方針を示した。

既存の技術では先行する欧米や中国に追いつくのは困難と見て、次世代技術の開発に政策資源を集中させるという考えだ。

もっとも、新技術の開発には時間も費用もかかる。政府は、その道筋をより具体的に描く必要がある。「主力電源」に育てるには、不安定さを補完する電源の確保、送電網の効率的運用など既存の技術を生かす官民の知恵も求められる。」

<社説一覧>
日経:巨大IT企業は社会的責任の自覚を/パワハラなき競技環境を作れ
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:エネルギー戦略 長期の安定供給をどう築くか/中国の海洋進出 腰を据えた対抗策が必要だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:長期エネ戦略 足元の課題解決こそ急げ/大分で山崩れ 災害リスクに向き合おう
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:「脱炭素」への長期戦略 再生エネ主力化を着実に/公取委のフリーランス見解 業界の意識改革が必要だ
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:シリア緊迫 武力では解決しない/強制不妊手術 政治主導で対応せよ
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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