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グローバル教育って何?

 グローバル教育は、人によって考え方が異なります。
特定の答えはなく、人の数だけ正解があります。
 
 一般的には「外国のことを勉強するのかな?」というイメージもあるでしょう。そう思っても正解ですし、実は、外国のことを学ばなくても、グローバル教育と言ってもよいのです。
 
 似た言葉に「国際理解教育」や「開発教育」などの言葉もあります。もっと視点を広げると「平和教育」「多文化教育」などの考え方もあります。また、「SDGs」という言葉も有名になりました。
 グローバル教育について話題にするときは「私はグローバル教育って、~~と考えています」という「定義」があると分かりやすいでしょう。
「定義」というのは、「私は~~について、~~と考えます」と、自分なりに考えて決めた説明のことです。
 
私は、グローバル教育の定義を、
 
「多様性とその共存について知ろうとする、向社会的な人間を育成するための教育」
 
としています。
 つまり、「多様性」というものについて知ろうする教育は、なんでもグローバル教育と言うことができます。多様性について学ぶために、外国について勉強してもいいし、自分のふるさとについて学んでもいいのです。
 私自身は幸運にして、グローバル教育について、大学院で専門的に学ぶ機会を得ることができました。このトピックでは、グローバル教育について考えます。
 
文献
石森広美 2016 生徒の生き方が変わる グローバル教育の実践

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