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カウンセラーに向かない人…?

これは個人的な意見に過ぎません。
今日の話は、反対派多数でしょう。
 
 
 
「クライエントをよくしたい」
「幸せになってほしい」
「早く回復してほしい」
「みんなを助けるカウンセラーになる!」
 
 
という気持ちは、必要ないと思います。
 
 
「あなたをサポートしたいと思ったら終わり」
 
とも言えます。
なぜか。
 
それは、クライエントでなく「カウンセラー自身の」願望だからです。
 
 
治療関係において、
カウンセラーの「予想通り」にカウンセリングが進まないと、
 
「なんでこのクライエントはこんなこと言うんだ」
「~~をすればいいのに」
 
と思ってしまうこともあるかもしれません。
カウンセラーも人間なので、自分のエゴが出ることもあるでしょう。
 
「私の思うとおりに、クライエントに回復してほしい/良くなってほしい」と思ってしまう。
 
 
 
この考え方は、カウンセリング以外にも応用できる部分もあるなと私は思います。
 
「友だちの○○さん、~すればいいのに」
「あの人、~すればいいんだよ」
「あの保護者の人、~だ」
「あの生徒、~すればいいのに」
 
 
これらは「自分の」願いなのです。
 
 
そしてこの考え方も「私」の考え方です。
 
自己批判して、
「現状肯定で勇気をもって踏み出さない。リスクを取らず安全運転」
とも言えます。
(親身にならない人、みたいな)
 
 
 
実際の現場では、教育でも治療関係でも
「え、そんな方法で上手くいったの?」
なんて例はゴロゴロあります。
 
 
結局、教育やカウンセリングなどの個別性の高いものは、
「演繹的な理論であってもそれは理解のためのベースに過ぎず、関係性と文脈に依拠する」
(難しい理論はあるけど、結局はその場の状況だよね)
 
とも言えるでしょう。
 
 
なんとなくこんな記事を書いてしまいました…。
 

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