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教育はドメスティック

ドメスティックとは、「内側」という意味です。
 
 
時折、
「アメリカ、フィンランド、外国の教育は良い」
「他の自治体の教育はよい」
という主張を目にします。
 
もちろん、本当によい場合もあるでしょう。
ただ、
「教育はドメスティックなものである」という前提の理解も必要だと私は考えます。
 
 
これまでに、7カ国の教育視察をしました。外国にも年単位で住みました。
日本と外国の、それぞれ大都市と田舎にも住みました。
 
それぞれに、必要な教育は異なります。
 
だから、そのままマネしても、うまくいきません。
「仏作って魂入れず」
みたいになります。
 
 
ちょっと学術的に言うと、
 
ヴァン=マーネンのいうところの
「技術的リフレクション」
でなく
「批判的リフレクション」
で考える必要があります。
(文献:先生たちのリフレクション 千々布敏弥)
 
 
それぞれの地域には、それぞれの事情があります。
よって、最適な教育は、その時の事情によって変わります。
 
取り入れるときは、概念を取り入れることが大事です。
(結局、学術研究も必要だし、視察に行って、話を聞いて、見てくることも大事)

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