ポルトからスペインへ マップアプリに振り回される シニアのドキドキ海外の旅
2024年9月12日 ポルトからスペインのマドリードに、飛行機で移動します。
日本を出発して10日目です。ポルトの街でゆっくりしたおかげで、やっと海外に来ている状況に慣れてきました。
マドリードでは、Airbnbのアパートに6泊滞在します。
国際線なので、余裕をみて出発の2時間30分前に到着するようにアパートを出発。
時間が正確で、便利なトラムを利用します。
早すぎても、ラウンジに入ってゆっくり飲み食いをすればいいと、安易に考えていましたが・・・。
係員がおらず大行列
飛行機は、イベリア航空です。
チェックインカウンターは既に開いていましたが、大変な行列です。
エコノミークラス用のカウンターは2つ開いていましたが、1つしか係員がいません。
1つのカウンターで対応しているので、行列がほとんど進みません。
結局、チケットを受け取るまでに45分かかりました。
長蛇の手荷物検査
次に手荷物検査です。
ここでも驚きで、5~600人が列を作っています。列は折り返しの連続で数百m以上ありそうです。
満員電車並みの混雑ですが、誰もマスクはしていません。
コロナなんか遠い昔のことのようです。
荷物検査を通過するまで、1時間以上かかりました。
出発まで40分ほどしかありません。それなのに、出発ゲートの発表は出発の30分前と表示されています。
出発まで40分しかないのに、どのゲートから出発するかわからないのです。
なんとものんびりしています。
とりあえずラウンジへ
ラウンジでゆっくりする時間なんかとてもありませんが、それでも貧乏性が出ます。
ラウンジで飲み食いしないと損をした気になるので、10分でもいいからとラウンジに入りました。
予約クラスは、エコノミーですが、クレジットカード付帯のプライオリティパスを持っているので、ラウンジを利用できます。
昼前だったので、飲み物とちょっとした食事をして、すぐにラウンジを出ました。
ポルトガルで名物のお菓子「エッグタルト」は、このラウンジでおいしくいただけました。
飛行機は1時間半ほどの搭乗でしたが、エコノミークラスの乗客には、飲み物さえ出ません。
ラウンジで、ペットボトルの水をもらっておけばよかったと後悔。
手荷物検査に時間がかかったのはともかく、チェックインカウンターで長時間待たされ、飛行機内のサービスも無し。
イベリア航空の口コミが悪いはずです。
マップアプリに振り回される
マドリードの空港に到着後は、路線バスで市内の中心部(アトーチャ駅)まで移動です。
事前に調べていた情報では、「黄色の空港バス(EXPRES AEROPUERTO)」に乗ることになっていました。
ところが、いくら探しても黄色いバスはありません。
いつものグーグルマップのアプリで検索しましたが、バス停まで徒歩98分と出ます。
空港から荷物を持って1時間半も歩くのは、さすがにつらい。
ポルトガルで購入したシムなので、スペインの環境が合わないのか、ボケているのか。
とにかくマップアプリがご機嫌ななめのようです。
空港の建物と直結している廊下を800m進んだところに、ターミナル バス乗り場の表示があるので、仕方なくそこまで行きましたが、違っていました。
これだけで往復1.6km。
空港に戻ってよく確認すると、空港の出口からバスが出ていました。しかも黄色ではなく、青色のバスです。
切符は乗車するときに、クレジットカードのタッチ決済で簡単に購入できました。
バスに乗り目的地のアトーチャ駅に到着したので、再度、マップアプリでアパートを検索しました。
アパートまで1.2km(17分)と、まともな検索結果です。
マップアプリが回復したと思い、安心して指示通り歩き始めましたが・・・
東西南北どの方向に歩いても、「経路から外れました、新しい経路を探します」とアナウンスされます。
マップアプリの機嫌はまだ直っていないようです。
妻のスマホでも、おかしな結果が出ます。
アパートの場所はきちんと表示されているので、とりあえず助かりました。表示経路の通り、歩くことができないだけです。
マップに表示してあるホテルや飲食店を頼りに、なんとかアパートにたどり着きました。
ポルトで確認した時には、空港から40分ほどの場所にあるアパートでしたが、3時間以上かかりました。
マップアプリに振り回されました。
マップアプリを過信しすぎた結果です。
Airbnbのアパートは、住所しかわからないので、マップアプリは必需品です。
マップアプリにも機嫌の悪い日があるのだと、安易に考えていますが、過信してはいけないという、反省材料にはなりました。
スマホ自体の使い方が、よくわからないシニアです。
再起動するなり、別の機能を試すなり、なかなか思い浮かびません。
この日も疲れました。
リュックを背負い、荷物を引きずりウロウロ。
マップアプリのおかげで、歩数は18000歩を超えていました。
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