見出し画像

2022年マイベストソング【Part2】

前回から続いて、音楽の経験も知識もなく、語彙力もないペーペー野郎が勝手に作ったマイベストソングランキングを勝手に紹介していきます。
そういえば今回のランキングは、よく聞いたーとか再生回数、再生時間がーと言うよりも、勝手に「いい曲」「名曲」と思った曲を紹介している感じです(だまれ)。今回は第7位からいきます。

第7位【Q/Tempalay】
 両A面シングルとして「Q」と「憑依さん」の2曲が同時リリースされました。両A面というか、2曲コンセプトが近くて2曲セットという感じです。MVも2曲でひとつにまとめられています。
 Tempalayの曲の好きなところは「キモ気持ちいい」って言う表現がいちばんしっくりくる。
浮世離れしたというか、浮遊感のある曲が沢山あります。
そんなこともあって、奇妙なリズムだったりビートが鳴っている曲が多いが、この曲は割と素直なリズム感で体が自然と揺れるような印象が強い。
それでいてTempalayの「キモ気持ちよさ」が共存しているのは、歌のメロディーと不穏な歪み感のあるベースの音が全面に押し出されているからだ。「ゴーストアルバム」の辺りから、日本の古来の民族音楽、能や雅楽にあるような音がふんだんに盛り込まれていて、その音から不穏で怪しい雰囲気が作り出されている。
ワンマンライブで聴いて、その後繰り返し聴く事が多かったので、言葉には中々できないけれど心の深いところに刺さったようなのでランクイン。


第6位
【Part of me/Mrs. GREEN APPLE】
 今年に活動再開して、初めてフィジカルで出された作品「Unity」のラストを飾る曲。
 恥ずかしながら、Mrs. GREEN APPLEとちゃんと正面から向き合ったのは今年が初めてだった。自分が大好きな人達が、大好きなバンドだったから。みんながその愛を伝えてくれたから。ミセスと出会うことができました。
 注目すべきは歌詞。ミセスが、音楽を作り続ける、鳴らし続ける意味が詰め込まれた歌詞だと感じた。全てが全て、それに通ずる歌詞では無いのかもしれないけれど、そう聴こえた。
 人が生きて、死にゆく中で、誰かの記憶に残ること、そうして誰かの中で生き続けていくこと。その誰かの一部になれなかったとしても、「君」と出逢えたことは奇跡だよ。
まるでそう言ってくれているようだ。ミセスに出会えた僕達にとっては、一部どころか沢山の気持ちや思いをもらっている。出逢えてよかったよ。
個人的には、死ぬ時に思い出すかもしれない1曲になった。

第5位
【10000回のL.O.V.E<3/Mega Shinnosuke】
 今年リリースされたEP「ハンサムなDANCE」に収録された1曲。
 今回のEPはダンスミュージック、クラブミュージックが大きなテーマとなっており、これまで以上に電子的なサウンドや質感を意識して作られていた。
 その中でも、この曲では冒頭から素直なカッティングギターが特徴的で、ダンスミュージックとバンドサウンドの融合のように感じられる。それでいて、単調なリズム感や似たフレーズが繰り返される部分からはしっかりとしたダンスミュージックの要素を感じる。
 そんな曲調だからこそ、ボーカルの声や言葉がスっと頭や体に入ってくる。そのバランス感が絶妙。単調なフレーズの繰り返しなはずなのに、ずっと聴けてしまう。どんなタイミング、どんな気持ちにも寄り添ってくれる曲という感じで、なんだかんだで今年たくさん聞いた曲。
 12/21にはニューアルバム「2100」をリリースする。今度のメガシンはロックらしい。楽しみ。


今回はここまで。順位が上がるにつれて思いが重くなってきますので、それに伴って文字数も長くなっていきます。ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。さぞ読みづらいことでしょう。

こんな個人的な感情てんこ盛りの音楽レビューあるかいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?