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2022年マイベストソング【Part 4】

 やっとここまできました。今日で終わります。
と言っても1位2位はどちらもCody・Lee(李)の曲なので、ひたすら李の話をしてこのランキングを締めます。

やっぱりこの1年を振り返る中で李の事を書かない訳にはいかないんですね。何を隠そう、1年間の再生時間ぶっちぎりの1位、Spotifyまとめでは8,944分を記録しました。見た瞬間大爆笑しました。その後もあたりまえのように聴きまくっているので9000分は超えているでしょう。

さてランキングに戻ります。
今回は第1位、第2位を紹介します。


第2位【世田谷代田/Cody・Lee(李)】
 彼らは今年5/25にメジャーデビューした訳ですが、その前のインディーズとしてのラストシングルと銘打ってリリースされました。
 この曲を外で歩きながら聴くのが僕は大好きです。そんな曲です。とにかく優しい曲。
落ち着いたメロディー、ボーカル2人の優しい声、時折聴こえてくる感情のこもったエレキギター、まるで絵を描くように丁寧に街や生活を描写する歌詞。全てが大好き。
僕らの生活にどこまでも寄り添ってくれる、そんな曲を作ってくれるCody・Lee(李)が大好きなんです。その曲たちの中でも、今年1年の僕のそばにずっと居てくれたのがこの曲でした。
他の曲を引き合いに出すのはおかしいかもしれないけれど、くるりの「ばらの花」に近い雰囲気を持っていて、これに並ぶ名曲として残っていくと確信しています。


そして
第1位【愛してますっ!/Cody・Lee(李)】

 5/25にリリースされた、メジャーデビューアルバム「心拍数とラブレター、それと優しさ」の1曲目に収録。先行配信も行われ、アルバムをリードする1曲。
 この曲はどこまでも真っ直ぐ。とにかく愛する人に「愛してます」とそれをいうための曲。
愛を歌う曲なんて、この世に山ほどある。その愛をどれだけの言葉を込めて、どれだけ遠回しに伝えるか、それ自体がその曲、その人の愛の美しさや強さにつながっていたりする。

 それでもこの曲は直球。愛してるんだからそれはもう「愛してます」って言うんだよ。そんな素直な気持ちと言葉の大事さを教えてくれる。そして曲調もストレート。とにかく光に溢れている、という感じ。ギターもベースもドラムも、それぞれのパワフルで感情的な音が鳴っているのに全然ケンカしていない。それどころか、李の曲の中でいちばんシンセサイザーの電子的な音の主張が強い。でもなんか気持ちいい。なんか楽しい。なんか元気が出る。

それはやっぱり「愛してますっ!」という最強の言葉がこの曲を引っ張ってくれているからだと思う。みんなが一緒になって愛を伝えようと、音を届けようと、鳴らしているんだからケンカするわけがない。そこの深いところで思いが一致しているからこそそれぞれの音が相乗され、勢いがありつつもエモーショナルな1曲となっている。

この曲にたくさんの元気をもらってきた。とにかく気持ちが乗らない時はとりあえずこの曲を再生してみる。すると途端に元気が湧いてくるんだ。もっと好きなものに、愛するものに素直になっていいんだ。と背中を押してくれる1曲になりました。

強いメッセージ性こそないにしても、この素直さが刺さる人は沢山いるんじゃないかと思う。もっともっと色んな人に刺さる歌だと思うし、もっともっとみんなに届いて欲しい1曲、ということで今年の第1位にランクイン。


これにて今年のベストソングランキング終了。
音楽なんて、なんか好き、ぐらいでいいと思うかもしれない。僕もどっちかといえばそう。
でも好きな曲の理由をこうして考えてみると、その曲がもっと好きになれるし、見えてなかった自分が見えてくる。そんな体験ができました。愛が上乗せされた感じ。

1年を振り返ることは、その年に愛したものをより愛してあげるための準備なのかな、と思いました。来年はこの曲たちとどんな景色が見れるかな。

自己満ランキングにお付き合い頂き、ありがとうございました。

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