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ニューヨーク旅行記 最終回 トップオブザロックから見たマンハッタンの夜景

長くダラダラと書き続けたニューヨークの旅行記も、いよいよ今回が最終回。

これまで色々なニューヨークの名所を紹介してきたが、最後に紹介する名所は「トップオブザロック」である。

ここはロックフェラーセンターの中にある70階建ての高層ビルの上にある展望台のことで、ニューヨークの美しい景色が見れることで有名な観光名所だ。

ニューヨークの中では比較的新しいスポットであるのと、ニューヨークの展望台と言ったら「エンパイア・ステート・ビルディング」のイメージがあるので、はっきり言って日本人の間ではまだまだ誰もが知っている観光名所とはなっていないのが現状である。

しかし、ニューヨークでは大人気の観光名所で、

「エンパイア・ステート・ビルディングよりも景色が見やすい!」

という声も多く、連日たくさんの観光客が詰めかける人気の観光施設だ。

というわけで今回は、トップオブザロックの紹介と展望台から見える夜景を紹介していく。

トップオブザロックの基本情報


トップオブザロックがあるのは、巨大クリスマスツリーが有名なロックフェラーセンター内のGEビルディングである。

このビルはロックフェラーセンターの中で1番高いビルで、その高さは266m。

そこから眺めるマンハッタンの景色は素晴らしく、感動すること間違い無しである。

元々戦前から展望台として営業してたが、大して人気が出ず86年に閉鎖。

その後2005年に、現在の「トップオブザロック」に装いも新たに再オープンした。

そして現在、ここはニューヨークの人気スポットになった。

ロックフェラーセンターの金のプロメテウス像

アールデコ調のビルであるトップオブザロックは、クリスマスツリーで有名なこちらの広場のすぐ隣のビルである。

展望台への入口は、この広場の横の50st沿いにあり、「TOP OF THE ROCK」と大きい看板が掲げられているので、とてもわかりやすい。

さてここからは、入場券の購入方法を紹介していく。

トップオブザロックの入場券の買い方 


入場券は、当日でも購入することは可能であるが、発売窓口に行列ができている可能性も高いので、この行列に並ぶのは正直時間の無駄である。

なので、訪れる前にトップオブザロックのHPにアクセスして、チケットを事前に購入することをおすすめする。

入場券は昼間に入場する時は大人43ドル(税込み)、夜に入場する場合は50ドルとなっていて、昼と夜で若干料金が違う。

Webサイトで入場券を購入する際に、訪れる日にちと時間を指定するので、指定して購入できたら、必ず自分が指定した時間に訪れるようにしよう。


ちなみに、運よく窓口で当日購入できても、展望台が混雑していたら別の時間帯に回されてしまう可能性もあるので注意が必要である。

これは、僕が実際にそうだった。訪れた時間がちょうど綺麗な夕日の見れる時間だったので、展望台が混雑していたからだったのだ。

そういう意味でも、どうしても入場したい時間があるなら入場券は予めWebサイトで購入することをおすすめしたい。

トップオブザロックの展望台



トップオブザロックの最上階から見た景色

さて、入場の時間になったらいよいよ展望台へと足を運ぶ。

展望台へのエレベーターへ繋がる道には、ロックフェラーセンターやロックフェラー家の歴史、またはロックフェラーセンターにスタジオを構えるNBCテレビの古い映像や番組の写真を見ることができる。

そしてエレベーターに乗車。一気に67階まで上昇していく。

展望台があるのは、67階と69階、70階である。67階は室内展望台で、69階はガラス張り、70階は柵やガラスの無い屋外展望台となっていた。

高さ266mということで、かなり風が吹き付けて怖かった。しかし、展望台から眺めるマンハッタンの夜景は最高で、50ドルを払って登る価値は十分にある。

おそらく、昼間の景色もまた素晴らしいものだろう。

ふと空の上を見ると、ラガーディア空港またはJFK空港に着陸するであろう旅客機の姿も確認できた。

飛行機好きにとってもおすすめな展望台である。

それではここから、トップオブザロックの展望台から見たニューヨークの夜景を見ていこう。

トップオブザロック展望台から眺めた夜景


ここからは、トップオブザロックの頂上から見た、ニューヨークの夜景を紹介していく。

まずはこちらの写真、67階の室内展望台から撮影した写真で、正面には同じくニューヨークを代表する展望台を有するエンパイヤ・ステート・ビルディングの姿があった。

1931年に開業した歴史の古いビルだが、不思議と古さを感じない外見で、むしろ新しいビルのように見えた。

そのはるか後ろには、ウォール街近くにある世界貿易センターの巨大なビルディングの姿も確認できる。ここから見ると、改めてその高さを実感できる。



こちらは、ビルの南西を見た景色だ。

写真の真ん中にあるビルは、メットライフビル
このビルは、80年代には「パンナムビル」と呼ばれていて、この屋上でかつての人気番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の決勝戦を収録していた。

挑戦者を乗せたヘリコプターが、パンナムビルの屋上に着陸する印象的なシーンを、覚えているならあなたは50代である。

その裏側にある先端が尖っているビルが、クライスラービルだ。

1930年に完成したこちらのビルは、翌年に完成したエンパイア・ステート・ビルディングにあっさりと抜かれるまで、1年間だけ世界一のビルディングだった歴史がある。

今度は先程と反対方向を見てみよう。

真ん中に見える真っ黒な部分は、セントラルパークである。
おそらく昼間には、緑に輝く美しい巨大なセントラルパークを眺めることができるんだろう。

最上階の70階から撮影した、タイムズスクウェア周辺の写真がこちら。

遠くを見てみるとハドソン川が見えて、その向こう側にはニュージャージー州の景色もはっきりと見えた。

残念ながら、ここから自由の女神はカメラに収めることができなかった。

終わりに


チケット購入時にスムーズに入場できず、遅い時間まで入場を待たされてヤキモキしてしまったが、結果的にはこれだけ美しいニューヨークの夜景を見ることができたので、僕的には大満足だった。

エンパイア・ステート・ビルディングより混雑していないので、比較的リラックスして景色を見れるので、ニューヨークに行く際はおすすめのスポットである。


というわけで、長きに渡ってお送りしてきたニューヨーク旅行記は今回で終了。

次回は未定だが、また何だかの旅行記を書いていくのでよろしく!

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