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【米国株 3/21】パウエルFRB議長、タカ派発言で株安|逆イールド発生でリセッション意識

今日の指数

今日は主要指数がすべて下がって終わりました。
ダウは5連騰、その他は4連騰でストップになりましたね。

今日はパウエル米FRB議長が会見を行い、「インフレを鈍化させるために通常よりも大きな幅での利上げを実施する」可能性があるとコメントしました。

さらにリッチモンド連銀のバーキン総裁も「経済は積極的なFRBの支援を必要ない」、「インフレは、サプライチェーン問題やコロナ、戦争による影響を受けている」とコメント。

こういった発言から、今の状況ではインフレを抑制するには程遠く、インフレを止めるためには50ベーシスポイントの利上げがありうることが意識されたことで、金利も2.3%付近まで上げました。

投資家はこの状況を嫌気して、マーケットは売り優勢となりました。


金利の状況については、2年債の利率と10年債の利率が逆転する「逆イールド現象」が起こっています。
一般的に、この逆イールド現象が起こるとリセッション入りするというアノマリーがあるため、今後この逆イールドがどの程度深刻になるかによって、米国の経済がリセッション入りする可能性が高くなります。

セクター別デイリー

今日のセクターで好調なのは、原油価格が戻しているエネルギーセクター、そして停戦協定が前進しないことを受け、軍事セクターも上がっています。

ボーイング($BA)が下げているのは、中国で航空機墜落事故があった影響ですね。
墜落した機種はボーイング737型でした。

主要経済指標アップデート

週次の経済指標をまとめる記事を書いています。
今日のハイライトは以下の通り。

Atlanta Fed President Raphael Bostic speaks(アトランタ連銀総裁ボスティック会見)

アトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁が金融政策の目標を語った。政策金利をできるだけ早く中立まで引き上げることだと述べた。インフレ率は年率4.1%と「非常に高い」水準までしか減速しないとの見通しを示した。

Chicago Fed national activity index(シカゴ連銀全米活動指数)

  • 期間:2022年2月

  • 実績:0.51

  • 予想:なし

  • 前回:0.59

Fed Chair Jerome Powell speaks at NABE conference(パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言)

パウエルFRB議長は、インフレを引き下げるために必要な措置をとると述べた。景気後退を招くことなくインフレを減速させることができると楽観視する根拠があると述べた。今後3年間でインフレ率を2%近くに引き下げるのに役立つと確信している。

保有株の動き

今日は朝方にかけて話題になっているペニーストックが軒並み上がっていたので、少額で$NILE、$PIK、$MULNに入りました。

パウエル発言によって一気にマーケットのセンチメントが冷めてしまい、軒並み損切りラインまで下がってしまったので、$PIKと$MULNは即日撤退となりました(涙)

つい下がってくると損切りしたくなってしまうのですが、デイトレアカウントはまだPDTルールに引っかかってしまうので、気をつけないと取引できなくなってしまいます。

PDTルールってなに?って方はこちらをどうぞ。

同じくIRAアカウントで持っていた$SPXLと$TQQQも一旦清算して、現金に戻しました。

仕切り直しですね。

ペニーストックはまだまだ遊べそうなので、練習がてらウォッチしていきたいと思います。

それではまた明日も楽しくトレードしましょう!
楽しい投資ライフを、Good luck!!

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