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【28日目】一人暮らし必見!料理が2週間で確実に上手くなるコツ

自粛期間で確実に上達したものがあります。

それは、料理です。

自粛が始まるまで僕は、ご飯といえば学食・コンビニ・外食、という生活を送っていました。時たま自炊したとしても野菜炒め程度しかできませんでした。

そんな僕が今では誰かに手料理を食べさせたいと自信を持って言えるようになりました。今日はそのコツをまとめたので、料理が苦手な方も是非見ていってください!(怪しい情報商材じゃないです)

ちなみにどのくらい変わったかというと、このくらい変わりました笑

Before

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After


今回はどのようにして僕が上達したか、3ポイントに絞ってお伝えします。

料理上手への道① 教材はYouTube

これはまず絶対です。

理由は
・プロの方が発信されているから
・動画がある程度長く、雑談のなかでポイントを解説してくれるから
です。

自炊となればとりあえずクックパッドをみる方も多いと思いますが、あれはテキストベースなので細かい情報が削ぎ落とされていたり、ある程度の基礎はできている前提で書かれているので、あまりおすすめしません。

YouTubeなら、動画なので、観察することで、例えばみじん切りひとつをとってもそうですが、プロの技術を盗むことができるのです。

最近だと、クラシルやデリッシュキッチンといったレシピ動画アプリも人気です。しかしこちらは2分程度の動画にコンパクトにまとまっていて、コツや理由を入れるだけの尺がありません

一方で、YouTubeは10分ほどの動画で、プロの「なぜニンニクは冷たい状態から加熱すべきか」「なぜ塩を振るのか」といった学びとして蓄積できるものが多いのが特徴です。

せっかくなので僕が大好きなチャンネルを貼っておきます。


料理上手への道② ペペロンチーノを極めるべし

僕は最初なんとなく簡単そうなペペロンチーノを作るところからこの自炊生活を始めたのですが、これがとても良かったです。

ペペロンチーノの良さはこんな感じです。

・火入れの大切さを学べる
・シンプルな料理だからどこが悪かったのか分かりやすく、改善しやすい
・簡単だから何度も作るハードルが低い
・意外と美味しく作るのは難しく、難易度がちょうど良い

ペペロンチーノで学んだこと。

それは火入れの大切さです。2ヶ月くらい料理をして気付いたのですが、料理の8割は火入れです。残りの2割は味付け。包丁捌きなんてどうだっていいです。

ペペロンチーノは麺・ニンニク・ソースという、初心者にちょうどいいくらいの火入れポイントが用意されていて、火入れに失敗するとマズくなるという点でいい教材です。

火入れ以外の3つの項目は次のテーマにも繋がる内容なのですが、やはり料理は何度も同じものを作って改善していくこと、そしてその中で他にも応用の効く本質的な部分を見つけていくことが重要です。

その点においてペペロンチーノは、シンプルな料理のため優秀です。(ちなみにイタリアではペペロンチーノは卵かけご飯くらいの立ち位置だそうです)

僕はペペロンチーノを20回は作りました。

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これは確か5回目くらいのペペロン


料理上手への道③ 完全模倣からの研究

3つ目のポイントにして、これが最も大切です。

ここまででYouTubeとペペロンを激推ししてきましたが、ぶっちゃけこれは違うもので代替できます。自分に最もあったメディア・料理でも大丈夫です。

しかし「完全模倣からの研究」。これだけは姿勢の話であって、替えが効かない最重要事項です。

「学ぶ」の語源が「まねぶ(マネをする)」であったり、「守破離」という言葉があるように、最初はきっちり分量をはかってレシピの完全再現を目指します。

理由はどれが必要でどれが不要かなんて最初は分かるわけがないし、素人の目分量なんてあてにならないからです。

ペペロンチーノも5回ぐらい色々な人のレシピを完全再現してみると、全てに共通することや異なる部分が見えてきます。

ペペロンチーノを例にとるなら

<共通>
・ニンニクの加熱方法
・茹で汁とオイルの割合
・茹で汁の塩分
<違い>
・ニンニクの切り方
・鷹の爪の入れ方
・パセリの有無

という共通点や相違点が見えてきます。

これらにも必ず根拠があります。

共通しているものは食材の特性や物質の状態に関わること、つまり科学的に普遍なものです。そしてこれは一度理解すれば他の料理にも応用がききます。

一方で、相違点は味の違いや見た目の違いを生み出すこと、つまり好みの部分です。

そこまで分かれば、共通の部分を守りつつ、少しずつ変化を加えて、自分なりの「おいしい」を探し求めて研究していけばいいのです。

おわりに

今回はYouTube見て、ペペロンチーノを何回も何回も作ることで、プロの姿勢を学びとり、自分のものにしていく方法をご紹介しました。

簡単にまとめると

①YouTube=プロ&尺が長くて情報が多い
②ペペロン=火入れの大切さ&シンプルで何回でも作れる
③模倣と研究=料理の本質を見つけて他に活かせるようにする姿勢

ということでした。

多分これをちゃんとやれば、誰でも料理が上手くなります。

YouTuberさんたちが共通して言っていましたが、大切なのは何回も作ることです。

今回はそれを具体化して、その意味を深掘りしてみました。

ぜひ挑戦してみてもらえると嬉しいです。

ハマってみると料理って楽しいですよ。


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