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自己紹介といろいろ

はじめまして、そうでないかたも、こんにちは。
すがわらさやかと申します。ままちょこ代表。

須田さんにご紹介いただき、大学生の方に自分の取り組みをちょこっとお話しする機会をいただきました。これをいい機会にnoteデビューもしちゃおうってわけです。

大学生さんからの質問

これからを色々と考えている大学生さん。
すごいなって思いました。20代前半の自分を振り返っても自分のことしか考えてなかったもんね。
自分の素朴な疑問とこれからの時代に必要とされるものと、実際に子育ての現場で起こっていることは何か?妊娠・子育て中の女性をサポートすることに携わりたい方のようです。
・幼少期から、「妊娠」「出産」に興味がある。
どんなことが女性の身体で起こっているのか。
・ポジティブなお産、妊娠期間とは?
・将来自分も経験するかもしれない妊娠出産をハッピーに迎えるには?どのような準備が必要だろう?
・弧育てとは?ワンオペとは?
・旦那さん+地域でママを支えあう仕組みができたらいい?

・妊娠出産を経た女性は何を考えているのだろうか?
・サークルをはじめるきっかけやどうやってはじめたのか?
・つづけるために、どのようなもの・考えがコアにあるのか?

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自己紹介

文学部国文学科を卒業後、フリースで有名になったSPA企業へ就職しました。採用人数400人のうちの1人。もうぜんぜんほんとトラウマ級に成果が出なくて、消耗して苦しんだのち、転職しようかと思ったけど、
2009年に結婚を機に秋田県由利本荘市へやってきました。
2010年生まれ男子、2014年生まれ女子、2017年生まれ女子の子どもがいます。
東京出身、繁華街から終電逃しても歩いて帰れちゃうようなところに住んでいました。これまで絵にかいたような田舎にやってくると思って生きてこなかったので、地縁のないところでの生活がこんなに大変だって、
あの時とあの時とあの時の私に教えてあげたいです。あーほんと運転免許取っておいてよかったー。

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地元じゃない、友達もいない、頼れる人もいない、行くところもない

あ、これ出産して、子供を抱えながら実に痛感したことです。
後にも先にも振り返って第1子を産んだとき、この時の子育てが暗黒時代だなって思いました。私には色々背負っているものがあって、地元に帰れないし親を頼れないし、夫以外に話ができる人もいなかったのです。
家族には恵まれなかったけど友だちには恵まれてきたのに、その友だちも近くにはいない。
思いのほか早く結婚してして、独身の友だちとは話題が変わり、話せなくなってしまっていたということもありました。(当時)
家事や育児はあるけれど、それ以外に何もない何の予定もないから、張り合いがない。
毎日何すればいいんだろう?
いまのように何でもネットで探す…っていうセオリーの黎明期だったと思います。とりあえず読んだ育児雑誌に載っているのは、キラキラ充実したママたちばかりで、なんか大勢の中の一人である自分も、漠然となんとなくこうなると思っていたので、今の現実違うなって思いました。友だちいないけど、夫がいるじゃんって思う方も多いと思うんですが、
「ちがう、そうじゃない」んですよ。

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自分はこんな感じの毎日、でも子どもはどんどん大きくなっていく

なんか毎日つまらないし、子どもとずっと一緒の生活も辛くなってきたのでパートに出ることにしました。職場の人で仲良くできる人ができるだろうという淡い期待もありました。仕事に出れば地域にも馴染めるんじゃないか、とか。シーズンによってシフトに増減があるパートだったので、保育料のことを考えると入所はできず、毎回保育園の一時預かり枠でお願いすることにしました。職場でいい人に出会えるかと思いきや、聞こえてくるのは、病欠で止む無く欠勤となった母親の悪口ばかり。業務量の多い職種だったから理解できるけど、やっぱり長く働きたい企業ではなかったのかも。1日分のパート代と一時預かり利用料を天秤にかけること約1年半…震災をはさんで働きに出られない時期もありましたが、結局辞めました。子どもはもうすぐ2歳になろうとしていました。

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ネット上をリアルにつなげる

2000年代初頭~mixi(ミクシー)がSNSとして全盛期を迎えていました。居住地を全体公開し、住んでいる地域や好きなもののコミュニティに所属すことによって、その人の“人となり”を知ることができ、地縁のない私にとって、同じようにこの地域で子育てする人と繋がれる唯一の手段でした。
パートの仕事と並行して、このmixiで知り合った同士で大きなランチ会を計画してました。(いわゆるオフ会ってやつですね)
これでネット上での知り合いをリアルなものに変えていきました。

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子育てサークルへ通ってみる

パートも辞めたことだし、いままで何回か行ったことはあったけど、
子育てサークルへイベントのたびに通ってみることにしました。その地域ではおばあちゃんたちが運営する私設子育てサークルや社会福祉協議会が運営する子育てサロン、各園の開放日や支援センターのイベント等がありました。
少子化といえども、その頃は利用する親子が多くて、男女問わず息子と同じ年くらいのお友だちとママさんと知り合えるきっかけになりました。何人かお引越ししてしまった人もいるけれど、そこで知り合えたお友だちや、先述のmixiでつながったお友だちは今も連絡を取り合っています。子どもが成長すると、成長したなりの苦労とか疑問がたくさん生まれてくるわけですが、一般的な育児論は本でも雑誌でもネットでもいくらでも拾えるけど、この地域で子育て、生活するための情報を得ることができたのは、やっぱり人とのつながりからでした。

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そういえば、ここには口コミがない

ぎっくり腰になったことを機に、この痛みどこかで治したい…と思いましたが、口コミを検索しても見つからず、治療院となるところが営業しているのかしていないのか、どこが人気があるのか、見当つかなかったことがありました。同様に子連れで飲食店を利用したくても、お店の仕様がどのようなものなのか分からず躊躇することがありました。同じように、育児サークルやサロン、園庭開放もそれぞれ独自で行なわれてはいるけれど、利用してどうだったか、どういう雰囲気の場所なのか?が分からず、行きたいけどいけないというジレンマをもちました。なので自分でブログ形式でつづってみることにしました。今でも細々と続けています。

子育てサークルを手伝ってみる、情報発信に傾倒する

子どもが入園しました。時間に余裕ができたので、パートをしながら、お世話になった子育てサークルをお手伝いさせてもらうことにしました。そのサークルはおばあちゃんたちが運営していたので、これまでに個人情報の管理とか、当日の集金の管理とか少々杜撰ではないか?と感じたところをサポートしながら、実際どのように企画運営しているか興味がありました。
先述通り、子育てサークルの情報発信なども勝手にやっており、親子で参加してくださる方が格段に増えてくるのを感じました。その中で、利用する親のニーズと運営するおばあちゃんたちのやりたいことが噛み合ってないところも見えてきました。また、時代錯誤な育児アドバイスや育児論を展開したりとヒヤヒヤさせられる場面にも遭遇しました。これをジェネレーションギャップっていうのかしら。
なんとなく、サークル自体の体力的なものも感じたし、つながりや使用施設等、この地盤を受け継げればいいのになと思うこともありました。

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じつは、手伝ってなどいなかった

第2子出産を挟んで、まだ子育てサークルのお手伝いは細々と続けていました。でも、どんなに頑張って企画を持ち込んでも、代表のやりたいことが優先されるか、無視されるかで見事にポシャる→やる気を失くしはじめていました。それって、私は今までもこれからも運営側ではなく、実はずっーーーーーーーーーーーーーーーーーーと利用者だったんだなと感じ始めました。
また、子どもをメインにしておもちゃを作ったり工作をしたり毎月のイベントを重ねていたサークルに対して、私が考えるのは母親が楽しいとか学べるとか、子どもには直接関係ない内容であることが多くなってきました。

自己紹介からままちょこを立ち上げるまでの話が超長くなってしまいました。いったんここで止めます。

今後のお話の目次はこちら

ままちょこのはなし

生徒会っぽい、意識高い系ではない

ここでいう豊かな生活とは?

つづけるために

これから

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