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AIとどう付き合うか

8月末は、AIの進歩が凄まじかった。
芸術領域にはAIはまだまだ入ってこないと思ってたら、AIでイラストや写真を生成するサービスがどんどん出てきた。そしてそのクオリティーは恐ろしく高かった。

「自分の絵柄を入れるとその絵柄で絵を生成してくれる」というサービスは不正利用の危険性を多く指摘されサービスを休止した。

「自分たちにはあまり関係ない」と思っていたものが唐突に目の前に現れる。そんな恐怖を絵師さん達は味わった。

「AIが仕事を奪う」そんな話は「まだ関係ない」と思ってる人も、来週急に「そうではなくなる」事が現実起こり得る時代になった。

けど、個人的には楽観視してる。
AIを敵だと思うから怖いので、仕事のパートナーだと思えば、コレ以上に頼もしいパートナーもいない。

エクセルや電卓を「敵だ!」と思う人がいないように、AIもきっとそうなる。あまりにもスピードが早いので怖くなっただけだと思う。
結局はツール。

人間は道具をうまく使う唯一の生き物なのだから。

例えば、AIの生成サービスをデザイナー陣に見せて、軽くヒアリングした結果返ってきたのは
「これ、いいですね。デザインのラフを考えるときのヒントに良さそう」
「考えつかない配色が出てくるので、そこから面白いものをチョイスするのができそう」
だったり。

AIは少なくとも「完璧なものを出す」というのは現時点ではできない。
でも「アイディアのヒントを出してくれる」ツールとしては現時点でも便利そう。

うまく付き合っていきたいものですね。

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