男の育児攻略における最重要10日間とその思考
あけましておめでとうございます。
2020年一発目の育児noteです。
2019年の日本の出生数が90万人割ったり、小泉新次郎環境大臣が育休2週間とるというニュースがあったり、男性がパパとして力不足でそもそも相手にされてないみたいな話があったり、多胎児大変だーみたいな話があったり、いろいろなニュースがありますが、現在4歳と2歳(双子)の3人息子がいて、育休3カ月取得して、せっせせっせと「父親」をしてきた先輩パパとしての在り方を自分なりにまとめておきます。
これから新米パパになる人のお役に立てればなという思いです。
※あくまで僕個人の主感と我が家の在り方がベースなので、家族それぞれの在り方が最優先されるのが重要だと思います。
心構え
「父親」であることを自覚する。
イクメンイクメンといわれていますが、イクメン=育児するメンズです。 これは例えるなら、
・家事するメンズ = カジメン
・仕事するメンズ = シゴメン
・服着るメンズ = キルメン
・ご飯食べるメンズ = メシメン
・息するメンズ = イキメン
・イケてる顔面 = イケメン (違う
これと同じです。
ようは「当たり前な日常生活」っていうことです。
目の前にいる赤ちゃんの「父親」ですので、育児するのは当たり前という意識を持ちましょう。
とはいうものの、夫婦のパワーバランスや分担、考え方がありますので、その中でこの心構えをもって、実際にどうゆうことをしていけばスムーズに育児をすすめていけるのかをメモります。
妊娠~出産
妻の機嫌を損ねない
これにつきます。
逆にどうゆうことで機嫌を損ねるかというと
・話を聞かない
・妊娠中にしていいことや、よくないことなどを何も調べていない
・男性側から妊娠中や出産後の話を積極的にしない
だいたいこうゆうことでキレられます。
まだまだ興味がもてないかもしれませんが
・肌着は6枚くらい準備しといたらいいよな。
・哺乳瓶洗うスポンジ用意せなあかんな。
とかそうゆう感じのことを言っていけばOKです。
また、我が家の場合は夫婦ともにお酒大好きなのですが妊娠中は禁酒なので
僕も一緒に禁酒しました。
出産当日
立ち会う。
自然分娩なのであれば立ち会うことをお勧めします。
ずっと付き添って、腰をさすったりマッサージしたり、ポジティブな声をかけ続けて、肉体的にも精神的にも支えになれるようにする。
とくにポジティブな声をかけ続ける。
これがすごい支えになったと後で妻から聞きました。
僕は長男の時は自然分娩だったので、十数時間ずっと、
「大丈夫やー!」
「がんばってるー!」
「いけるいける!」
「赤ちゃんもがんばってるでー!」
「もうちょっとやでー!」
ってずっと言ってました。
※半分自分にも言ってました。
ここでよくないのが疑問形で話すこと。
「飲み物いる?」
「痛いとこない?」
「なにしたらいい?」
これはダメらしい。
そもそもしゃべるのがつらいので、
「なんでもいいから自分で考えてせーや!」
と。
そして出産直後は身長、体重はかったり、四肢の指がちゃんと5本づつあるか数えたりします。
その様子を妻に伝えてあげると喜びます。
また、自分たちの親を呼ぶ呼ばないって話があるかと思いますが
夫側の(僕の)両親は呼びませんでした。瀕死状態の妻に少しでも負担かけたくないので退院してから来てもらうようにしました。
出産後~退院まで
健康に問題ない場合は5日くらい入院します。
この5日間が最重要ポイントです!!
①毎日病院にいく
出産直後の女性は疲労困憊、寝不足、瀕死状態です。
毎日病院にいって、率先してミルクあげたり、おむつ代えたりをすること。
ここで妻と同等、もしくはそれよりも多くの回数、ミルクとおむつをこなすことで、
「たよりになる」
「退院しても大丈夫そうだな」
という印象を妻に持たせることが大事です。
この印象は今後長く続く夫婦での育児環境に大きく影響します。
②家に迎える準備
入院までに衣服や布団、ミルクやおむつはある程度準備してるとは思います。ただ、退院したあとは妻と赤ちゃんが家に帰ってきます。帰ってきた直後に妻と赤ちゃんを寝かしておく寝床を準備したり、近くに衣服やおむつを取り出しやすい場所に準備したり、沐浴するときの桶やタオルを近くに置いて置いたり、帰宅直後の妻のごはんは何にするのかちゃんと用意して置いたり、準備が山盛りです。
掃除機かけてないとか、自分の洗濯物山積みとか、食器そのままとか、ゴミ溜まりまくりとか、そうゆうのは論外です。
ここで具体的にイメージして準備しておくことで、帰ってきた瞬間に妻に
「え。。。何も準備してないやん・・・」
って思われると今後の育児のパワーバランスが一気にくずれます。
退院当日
休みを取って迎えに行く。
妻と赤ちゃんを家に迎え入れた直後から
・妻の食事
・ミルク
・おむつ
が数時間後には発生します。
それがスムーズにいけるように、全部即出せるように準備をしたうえで迎えにいきましょう。
準備してから迎えに行くことで、帰ってきた妻に
「ちゃんと考えて、準備してくれてたんや!」
って思わせたら勝ちです。
今後の育児における信頼関係を構築するにあたってこのタイミングでこう思わせることが重要です。
退院後5日間
妻と赤ちゃんを自宅に迎えいれてからの最初の5日間。
この5日間が最重要ポイントです!!(2回目)
①沐浴
帰ってきた妻はまだまだ瀕死状態。
沐浴は全部父親の仕事と思ってやることが大事です。
復活してきた妻に教えられるくらいマスターしておくことで
育児にたいする自覚が芽生えます。
②夜泣き
仕事がある父親にはつらいかもしれませんが、本気をだしましょう。
やればできるはずです。
母乳orミルク問題がでてきますが我が家では半々でした。
寝る前に、母乳のたまり具合を見て
・次おきたらミルク
・2回目起きたら母乳
と順番を決めておく。
ミルクの場合は粉とお湯準備して作って、あげて、ゲップだして、おむつかえて寝かせてあげる。
この時に妻を起こして、
「どうやるんだっけ?」
「何ミリあげるんだっけ?」
とかは最悪です。
そして母乳の時も、自分も起きて、冬なら毛布を肩からかけてあげるとか、話相手になってあげるとか、飲み物盛ってきてあげるとか、そうゆうサポートをしてあげましょう。
マジで眠いですが、双子の場合はこれが×2です。
同時に起きてくれればいいですが、そうはいきませんでした。
・1時間おきくらいに起こされる
・朝2時から気が付けば6時になってる
とかそうゆう毎日が延々と続きました。
ただ、育休中だと昼間に交互に睡眠とったりできます。
これが仕事中となるときついですが、本気をだせばなんとかなります。
まとめ
・出産直後~退院までの5日間
・退院~5日間
の計10日間。この10日間だけは本気を出しましょう。
ここである程度、今後の育児にたいする姿勢とか夫婦感での信頼関係やパワーバランスが決まります。
この10日間を上記のように進めていければ、ある程度その後に何かあっても、妻からの信頼を失ったりパワーバランスが崩れることが無いと思います。
仕事でも通じますが、最初の3カ月本気で頑張って、めちゃくちゃ真面目に真摯に打ち込めば、その後多少なにかあっても、「あいつはだめだ」「さぼってる」などは言われないですよね?
それと同じです。
育児のパワーバランス
「パワーバランス」という単語を多用していますが、これがすごく大事だと思っています。
最初から妻10:夫0とかだと、
「あれやってこれやって」
「なんでこれできないの?」
「やりかたちがう!」
とかいわれてしまいます。
そして男というものこうゆうことをいわれると
「ほな自分でやったらええやん」
「俺のやり方あるねん」
「細かい事いわんといて」
みたいになってだいたいケンカになります。
そしてやる気はあったとしてもどんどん育児ができなくなっていきます。
なので最初に妻4:夫6くらいまでもっていって、やり方を教えてあげたり、先にできるようになっておくことで、そうゆうことを言われにくい関係性を築いておくことが重要です。
ここに書いてきたことは全部僕がやってきたことで、それぞれの夫婦にそれぞれの考え方があるので二人であーでもないこーでもないと試行錯誤しながらやっていくことでいい関係、いい役割分担ができると思います。
今の我が家
そんな我が家も子供たちも、気が付けば長男が4歳、双子も2歳になりました。
そして育児においては
妻→「考える家事育児」
僕→「考えなくてもいい家事育児」
って感じで落ち着いてきました。
「考える家事育児」は、料理や献立、買い物、保育園の懇談だとか、健診とか予防接種の日程調整とか、病院への連れてくとか、保育園の持ち物そろえるとかが妻の担当。
僕は「考えなくてもいい家事育児」担当。
掃除、洗濯、食器洗い、ゴミ出し、お風呂、歯磨き、お着換え、保育園の用意、寝かしつけ、薬ある時は飲ませるとか。
脳みそを働かせなくてもいい代わりに手は動かさないとダメですが
僕と妻の適正をみても我が家ではこれが今のところ最適解です。
これまでのことをまとめてきて今思うことは
自分は「育児をしたかった」んだなと。
育児することで人生の幸福度は5倍くらいになってます。
おわり
育児や双子のことを主に書きますが、たまに関係ないことも書きます。サポートいただけるとうれしいです。