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現状維持=ニーズから2倍外れる

さて
11月はウェディングカメラマンは繁忙期です。

11月終わったら少し落ち着くと思いきや
12月もご依頼多数で
悲鳴上げてる今日この頃です。

少し前の記事が
過去最高スキ❤️を獲得しまして
大変嬉しく、またこんなカメラマンの
戯言記事を読んで下さってる方が
いてくれて感謝しかないです。。

先日の結婚式撮影で新郎さんから
「結局、デカいカメラの方がいいんですかね?
iPhoneの方が良いんですかね?」と
聞かれたので速攻で

「まぁ、iPhoneの方が良いと思いますよ」

って答えました(笑)

次のイベント開始時間が差し迫ってたので
何でiPhoneの方が良いかの説明は
しなかったのですが

結局、写真を撮る事自体に億劫に
なるレベルのカメラは良くないって
思っているからです。

肩からSONYのα9Ⅱのカメラ
2台ぶら下げ
最高級のレンズを装着してるカメラマンに

「iPhoneの方がいいですよ」って

言われたら
新郎さんも衝撃だったと思います(笑)

私のカメラで言うと
まず、カメラにレンズを装着する前に
ブロワーでホコリを飛ばします。

目視で見えるレベルのホコリが
全て無くなってからレンズを付けて
専用の布でレンズ表面を更に綺麗にし

それからカメラにSDカードを
さしてようやく撮影出来る状態です。

これさ、毎回自分子供の写真とか
旅行先でやります??
やれます??

私は確実にNOです。

写真は撮らないと
思い出として見返すことも出来ない

撮るまでに作業が多いことで
億劫になってそれが原因で
シャッターを切らない結果になればもう
問題外なんです。

だから画質がとかどーでもよくて
最速でノーストレスで写真が残せる機材が
最強だと私は思ってます*

すぐ脱線しちゃうので話を元に戻します。

ようやく掲題の件について
話していきましょ。

私はまぁおじさんの
年齢になってきました(今年34歳)

引退っていつだろ?と自分に問うた時に

「年齢的に今の撮影量がこなせなくなる時」

より

「求められなくなった時」

が引退の正解だと思ってます。

逆に求められれば何歳までも
続けて良いんだよって事です。

前の記事で書きましたが
私は写真家では無く
商業カメラマンなので

お客様の人数✖️満足度🟰売上げ

な訳です。

満足度って何?
って言うと凄く分かりやすく書くと

「どれだけ感動したか」

です。

それは納品した写真だけでは無く
撮影している時も
あぁここまでしてくれるんだ
さすがプロだな
って感動して貰ったかも含めてです。

(※写真さえ良ければ撮影の時の会話はどうでもいいんじゃね?って思ってるカメラマンさんがいればあなたは必ず数年後に需要が無くなると思います)

で!!


需要の話なのですが
年齢を重ねると若い方と飲み会や
交流が段々減ってきます。
となると若い方の求める

・素敵
・可愛い
・こういうのがオシャレ

って情報がキャッチし辛くなってきます。

私で言うと

・結婚式関連の撮影
→25〜34歳の方が多いです

・ファミリー撮影
→26歳〜35歳の方が多いです

でこの年齢の方との交流が無く
毎回自分の良いと思う撮影を変わらず
続けて行った場合

◯自分はどんどん歳をとる

◯お客様は若い年齢の方が多い

となると
自分が良いと思う写真を変わらず撮り続けていくとお客様の年齢と感性からどんどん差が開いて最終的には

「なんかダサいな」

って感想になると思ってます。

男性の良いは

カッコいい

です。

女性の良いは

可愛い

です。

まずそこは間違えたらダメです。
カッコいい写真ばっかり撮っても
女性の「良い」とは乖離します。

大体、結婚式や家族写真撮影の
相談をされる方は
大方、女性です。

振り返りますが
私は商業カメラマンです。

お客様に「良い」といかに思ってもらうかが
私の存在価値です。

なので学び続けないと
簡単に私の存在価値は無くなります。

毎年撮影依頼来てるし大丈夫!
ってたかを括ってるとあっという間に
潰れると思ってます。

さてここまで綴ってきて
私はカメラマンです!って方や
写真を副業的にしてます。
って方は
じゃあどうやったら若い人との
価値観のギャップを確認出来るの?って
思ったと思います。

秘技をお伝えします。

「20代のお客様とカラオケに行けますか?」

が私の編み出した
世間とのギャップを簡単に確認する
方法だと思ってます。

答えがNOなら
あなたが世間の若い方との
ズレが始まってる証拠です。

いやーー怖い(笑)



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