んで結局予想は当たらない。だから箱根駅伝は面白い。

この記事は約3分以内で読めます。

「えぇーー!」

「うそー!」

「まさか…」

私はこの言葉を何千回言っただろう。

第97回箱根駅伝。順位予想なんて毎年当たらないことは分かっている、分かっている、分かっている。でも今年も資料を集め一人で展開に思いを馳せる。

今大会の私の優勝予想は青学だった。なんだかんだで青学、初出場の選手が区間新を出してしまう青学。何より私は青学ファンだ。他大学に優勝は譲りたくない。でもきっと駒澤もいいだろう。明治や順天もいいかも…  そんな感じだろうな。そう思っていた。

当日はきっちり(?)寝坊し驚愕した。1区のスローペースで始まり、2区は東京国際のヴィンセントさんの区間新、3区は東海の石原さんがトップ、4区は創価の嶋津さんが独走、そして5区は帝京の念願の区間賞に創価の優勝。

青学はまさかの往路12位だった…

創価の往路優勝の要因の一つに中間層の底上げがあると思った。前回大会は1区で区間賞という最高すぎるスタート。シード獲得という素晴らしい結果だったものの、区間二桁も目立つなど、ややでこぼこ駅伝。しかし今年は一味違う。区間賞こそいないものの往路は全員が区間一桁という安定した結果に。

私が驚いたのは明治の低迷っぷりだ。私が一番驚いたのがこれだった。10000m28分台もかなり多く、全日本では3位。優勝候補に名を挙げていた。

翌日の復路もきっちり(?)寝坊しこれまた驚愕。青学の順位が上がっている!復路は初出場の選手が多いため、少し心配だったが、このまま行けば復路優勝も見込めた。

私が何より感動したのは、9区での出来事だ。9区の飯田貴之に水を渡す、神林キャプテンの姿だった。大会直前に疲労骨折が判明し走ることはなかったが、1年間チームを引っ張り続けた姿はかっこ良かった。

10区ではまったく予想できなかったことが起こった。創価のペースが上がらず、2年連続10区、駒澤の石川さんがまさかまさかの大逆転。駒澤大学が13年ぶり7度目の栄冠を手にした。

そして、復路優勝は青学だった。青学は往路で駄目なときは復路で強い。それが証明された。

タイトルの通り、予想するから大きな驚きがある。予想は大事だ。

今年の箱根、良かった大学、悪かった大学それぞれが、先の見えない中で戦った、感動する大会だった。

全ての選手、大会関係者の皆さんに感謝申しあげます。

もしよろしければ、スキやフォローもお願いします!                                                 

サポートしていただいても、していただけなくても、ありがとうございます!