続:国産クラフトビールのマスターピースの話
この投稿はこちらの続編。
ビールを勉強し出して5年くらいになるけど、
クラフトビールの名作と言われるビールって実はあまり入れ替わってないと呟いたところ、
札幌の雄Maltheadsさんから「20年前の知識ベースでも現役バリバリです」とレスを頂いて、ふと
「巷では店が売りたいビールが出回っているのも事実、
新規のクラフトビールファンはそんな名作を知るチャンスがないのでは?」
と思い、このリストを記そうと決意。
ヘイジーIPAは偉大な発明だった。
多くの新規ファンを獲得したことと思う。
そこでクラフトビールに興味を持ってくれた層は次第に他のビアスタイルにも関心が移ることだろう。
そんな方達の後学のために記す。ビールのマスターピース。
独断と偏見にて。
北海道、東北
・金鬼ペールエール、青鬼ピルスナー/鬼伝説
・メロンエール、ピーチホワイトエール/北海道麦酒
・ベアレンクラシック、シュバルツ、ウルズス/ベアレン醸造所
・山椒エール、三陸広田湾牡蠣のスタウト/いわて蔵ビール
・ゴールデンピルスナー/遠野麦酒ZUMONA
・バイツェン、アルト、ピルスナー/田沢湖ビール
・なまはげIPA、なまはげボック/秋田あくらビール
関東
・ゆずラガー、レッドライスエール、セゾンドゥジャポン/常陸野NEST
・伽羅、紅赤、瑠璃/コエドブルワリー
・NAMACHAんのラオホ /NAMACHAんブルワリー
・雑穀ヴァイツェン、小川ポーター/麦雑穀工房マイクロブルワリー
・ピルスナー、シュバルツ/ハーヴェストムーン
・サピダ、カシミロア/VERTERE
・コンニチハマイケルデス!/Distant Shores Brewing
・ポーター/ブリマーブルーイング
・ウンアンヘル、エルディアブロ、湘南ゴールド/サンクトガーレン
・ナインテールドフォックス/那須高原ビール
・ベイピルスナー、ベイヴァイス/横浜ベイブルーイング
・ピルスナー、IPA/湘南ビール
中部
・ラオホ 、ヴァイツェン、ピルス/富士桜高原麦酒
・Kagua rouge、Kagua Blanc、東京ホワイト/Far Yeast Brewing
・FIRST DOWN/八ヶ岳ビール タッチダウン
・アップルホップ/南信州ビール
・小麦のビール/銀河高原ビール
・ハレの日仙人/ヤッホーブルーイング
・山伏壱 saison one、山伏弐 saison noir、IPA、ミヤマブロンド、タカシインペリアルスタウト、アフリカペールエール/志賀高原ビール
・キャプテンクロウ/オラホビール
・シトラヴァイツェン/胎内高原ビール
・アルト、ポーター、アンバー、インペリアルスタウト/スワンレイク
・ピルスナー、ヴァイツェン/日本海倶楽部
・アールグレイ/城端麦酒
・スルガベイ インペリアルIPA/ベアードビール
・プリンス/バイエルンマイスタービール
・FULL HOP ALCHEMIST X/WEST COAST BREWING
・赤味噌ラガー/盛田金しゃちビール
・ルプリンネクター/Y.MARKET BREWING
・カルミナ、スタウト/飛騨高山麦酒
・Neko Nihiki、ペールエール/伊勢角屋麦酒
関西
・貴醸ゴールド/國乃長ビール
・一意専心、一期一会/京都醸造
・国産桃ヴァイツェン、スタウト、W-IPA/箕面ビール
・スノーブロンシュ/小西酒造
中国、四国
・ヴァイツェン、ウィートワイン/大山Gビール
・ヴァイツェン、おろち/松江ビアへるん
・マスカットピルス/独歩ビール
・ヴァイツェン/梅錦ビール
九州、沖縄
・太陽のラガー、栗黒、九州CRAFT日向夏/宮崎ひでじビール
・セゾン/OKINAWA SANGO BEER
国内大手
・スタウト/アサヒビール
・SORACHI 1984/サッポロビール
まとめるのに思いの外時間がかかってしまったので、
コンテンツを追加して有料公開に設定しようかと思ったが、
やはり一人でも多くの方に良いビールの出会いを提供できた方がいいと考えた。
売れゆき&話題性で言えばうちゅう、Amakusa Sonarなども加えるか検討したが、歴史が若かったりテイストが似ている商品が多いという観点で掲載を見送った。
また、未飲商品があるがマイケルジャクソンが紹介したモクモクブルワリーのビール、
今では手軽に買えるので名作にしてはポピュラーな存在だが、
人気貢献度で言えばインドの青鬼、よなよなエールも日本のビールとして欠かせない存在だ。
調べただけで完結、ではなくほとんどは自分でも飲んで品質を確認した上で記載したので、自信を持ってハズレがないリストだと言えるし、
逆に言えば有名でも自分が飲んでおらず情報を集めきれなかったり、
単純に追いきれず選出からこぼれてしまった銘柄もあるはず。
もし加えるべきだというビールがあればお気軽にご一報を!
結びに寄せて〜2022年の期待
Carbon Brews、Ka-Brewなどの上陸、スーパードライの刷新、
iBrewや三越のオリジナルビール、数々の新興醸造場のオープン…
2022年はアジアイヤーになりそう。
審査会もなんとか開催はできそうだし、このリスト以外にも新しいスタービールが誕生すること、
このリストをきっかけに皆様に素敵な出会いがあることを願って。
ビールと音楽とクリエイティブを中心に少し突っ込んだことをまとめるように心がけています。 サポートしていただけると心の励みになります。