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お客さんからあえてお金をもらわないことで得をする方法

こんにちは!最初に少しだけ自己紹介させてください。

私は仙台でWEBマーケティング会社の代表をやっています。

中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。

事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。

小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。

このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。


ここから本題で本日は、「お客さんからいただくのは、売り上げだけである」と決めつけるのはもったいないよね、という話をしてみます。

普通にビジネスをやってたら、お客さんに価値を提供して、お金をもらいますよね。

しかし、「お金以外をもらう」という選択肢も実はあったりするんです。

なので「あえてお金をもらわないで得をする」という考え方もあります。

どういうことか?

ちょっと具体的に、実際に私の最近の実例をご紹介していきます。

とあるお客様で、有料でWEBサイト制作をしてから、日々の運用業務を無料で更新する、というのをやっています。

一般的に、月次のWEBサイト更新は相場で言えば安いものだと月1万円〜数万円くらいの相場だと思います。

無料で更新業務を請け負う代わりに、そのお客さんが持ってる社用車を、たまに無料でレンタルさせてもらっています。

私は普段仙台に住んでて、東京出張で複数得意先を訪問する際はこれまで、レンタカーを借りていましたが、そのレンタカー代がタダになる、というわけです。

実際に、WEBサイトの更新を有料で請け負うだけだと毎月1.5万円とかでやってるんですが、レンタカーを月次で借りる場合は1回で数日間、つまりレンタカー代にして2〜3万円分くらい借りています。

何が言いたいかというと、このケースではお客さんから売上をいただくのではなく、車を貸してもらった方が実質、私としてもオトクになってるよ、ということです。

もちろんメリットはお客さん側にもあります。

WEB関連の委託に予算が作りにくい、という状況で費用を払わなくて良い。余ってる社用車を貸すだけならその方がメリットが高い、というのがあります。

このnoteでは、まずはスモールビジネスでの起業を考えたい方を想定していたりしますが、起業したての頃は「如何に売上をつくるか」に考えが集中しがちですし、もちろんそこが重要なことに変わりはありません。

ただ、一部のお客さんで契約が、そのままの状態だと成立しそうにないケースでは「だったら◯◯の部分を無料でやるから、定期的に◯◯を無料で提供してもらう、というのはどうですか?」みたいなケースが有効になることがありえます。

そして、無料交換だと自社にとっても売上以上のメリットをもたらすことがある、というのが大切なポイントです。

中小規模の経営者同士だから話が早い


最近は規模感のあるスタートアップを目指す人よりも、自分ひとりで完結できるスモールビジネスのオーナーになるのを目指す人が日本では多い、みたいな話を聞いたことがあります。

自分でビジネスを立ち上げた、経営者になったことがある、という人の方が少ないとは思うので、まずは自分で管理できるスモールビジネスから成立させる、というのは非常に合理的な選択だと思います。

つまりは、これからスモールビジネスオーナーがさらに増えてくると、こういう物々交換でお互いにメリットが高い取り組みって、ほんとはめちゃくちゃあるんだなと。

中小の経営者同士なら、無料交換について話し合えば5分〜10分くらいで、お互いにメリットを感じる取引が成立することも多いと思うんです。

とはいえ、あらかじめ信用されていることは重要


こういうケースの話はお互いに、はじめましての関係だと成立しにくいかもしれません。

実際に私がタダで車を貸してもらってる会社の社長とは、知り合ってから10年以上の関係性です。

しかも、最初から無料で何かを交換していたのではなく、私が無料でその得意先のWEBサイトを更新していたら、「うちの車無料でつかっていいよ」と言ってくれたのがはじまりです。

実際には人間関係はいろんなケースがあると思うので、ビジネスの選択肢としてお金としての売上の回収以外に「無料交換」も、きれるカードの手札として持っとくと良い、という感じです。

今回は「得意先からいただくのは、売上だけとは限らない」というおはなしでした。

読了いただき、ありがとうございます!


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