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RIZIN35
17日にRIZIN35に招待していただきまして、SRSで拝見させていただきました
選手花道の真横で、花火が熱いくらいの席にてこれから戦地に向かう戦士を遠慮なくパシャパシャと…
色んな格闘技を観に行かせていただいてますが、RIZIN生観戦は初なので、一応ドージョーチャクリキジャパンの実況としては、予想を立てて臨みました
それでは、その予想と結果の的中率と、感想などを
まず、第一試合
芦田崇宏選手vsカイル・アグォン選手
予想:カイル・アグォン選手の判定勝ち
⭕️正解でした!
芦田選手のカーフは効いてたと思うので、もったいなかったなと思いましたけど、なんせフレームでかいな…
既にこの辺から海外の外敵を呼ばなかった2年間で我々は外敵の強さを忘れていたのかもしれないと思い始める
第二試合
ヴガール・ケラモフ選手vs中島太一選手
予想:ケラモフ選手のKOか一本勝ち
結果:ケラモフ選手の三角締め一本
⭕️正解です!
締めてから落ちるの早かったですね。分かりやすくパタンと手が落ちたので。でも中島選手の打撃良かったです
目も良くてパンチ効いた瞬間あったので、是非また観たいな
第三試合
元谷友貴選手vsアラン・ヒロ・ヤマニハ選手
予想:ヤマニハ選手の判定勝ち
結果:元谷選手の判定勝ち
❌ハズレです!
これはもう、ここ最近の両選手の調子から予想させていただいたんですけど、予想に反して終始寝技でコントロールしていい所を出させない試合運び見事でした
第四試合
シビサイ頌真選手vsリハーズ・ビギス選手
予想:シビサイ選手判定勝ち
結果:シビサイ選手パウンドKO勝ち
△ですね!
とにかく謎の外敵で、9戦9勝の触れ込み。なんとも分からないけれど全く知らないという事はベラトールでもUFCでもないんだろうし、地下で9戦9勝かもしれんから勝って欲しいなぁという感じ
開始早々にシビサイ選手の蹴りのフェイントなどに全く無反応「あれ、この人弱いですよ。たぶんカットとかできないです」と言っていたのも束の間あっという間にテイクダウンから寝技のディフェンスも全くないままマウントへ
もしかしたら呑まれて固くなっていたかもしれないけど、いずれにせよ逃さず瞬殺したシビサイ選手さすが
天田ヒロミ会長仕込みの打撃もう少し見たかったなぁ
第五試合
武田光司選手vsスパイク・カーライル選手
予想:武田選手の判定勝ち
結果:カーライル選手のギロチンチョーク一本勝ち
❌ハズレました!
流石にメジャー団体で試合して来た外敵、BLEACHの黒崎一護コスプレで入場して、カメラにピースする強者。一度もジャーマンは決められ無かったものの、実はずっと武田選手が押していた。判定なら間違いなく武田選手だし、なんなら決めちゃう事もあるかもしれないぐらい攻めていた。ところが、ほんの一瞬でギロチンチョークが入ってしまい、抜ける事叶わず落ちてしまいました…しかし、これが総合格闘技の醍醐味。グローブが薄いからワンパンチでの逆転勝ちもあるし、たったワンチャンスの絞め技で落ちたり、関節伸び切ったりする。ダウンでカウントとらずに追い討ちがあるからこそ起きやすい現象。
第六試合
浅倉カンナ選手vsSARAMI選手
予想:浅倉カンナ選手の判定勝ち
結果:浅倉カンナ選手の判定勝ち
⭕️正解です!
これは難しくて、SARAMI選手は修斗のチャンピオンだけあって強いし、結構エゲツない攻めもすると思うので、浅倉選手がタックルで倒して漬けられれば判定勝ちかと思ってましたが、思ってるより打撃からスタンドでの組み状態がSARAMI選手強い。スタンドで組んでる時の膝とか踵を腿にガツガツ当てる当て方とか足をバンと踏みつけたりグラウンドで顔に肘をグリグリしたり「格闘技は光当たる所で可愛いお嬢ちゃん達がやるものじゃない部分もあるのを教えてやるよ」が詰まった攻撃も巧くて痺れましたね。ワーキャー人気を捨てて男を笑わしに行ってるザコシショウさんみたく見えて「本物」って感じがして格好いいです。あっちが面白いだとしたらこっちは強いを追求した職人のような雰囲気がありました。ただ、やはりそこの勝負は避けて寝技に寝技に持っていって支配したので、勝ちにこだわる浅倉選手の覚悟が見えました。前なら「カンナちゃんになんて事する!」て好感度下がったかもしれないエゲツない攻めでしたが、今回は浅倉選手も思い切り顔面踏み付けてました
ここで一旦休憩
会場でチャクリキの甘井代表、極真拳武会チャクリキ古河道場の相澤館長にお会いしました!
そして、高阪剛選手引退試合
第7試合す
高阪剛選手vs上田幹雄選手
予想:上田選手の打撃KO勝ち
結果:高阪選手のKO勝ち
❌ハズレました!
レジェンドと言えど52歳。相手は極真空手世界王者初のMMA挑戦。もちろん、寝技になれば簡単に世界のTKの勝ちじゃないかと思ったのですが、打ち合って蹴りでKOされてしまうのではないかという不安と、極真世界王者への期待がありましたが、蓋を開けてみれば流石のKO!
最初は極真の上段蹴り、前蹴り、蹴り上げなどがバチバチ入り、タックルというより足にしがみつくような形でグラウンドへの展開になりましたが、結局立ち上がり、その直後、上田選手の左に合わせた右クロス!
鳥肌立ちました。打撃かと。確かに極真の選手は顔面パンチが弱点とは言われるものの、52歳で世界王者に右クロスは痺れます
そして、3大タイトルマッチ
第8試合
浜崎朱加選手vs伊澤星花選手
予想:伊澤選手の一本勝ち
結果:伊澤選手の判定勝ち
△です!
大晦日に大番狂わせでMMA歴2年の伊澤星花選手がレジェンド浜崎朱加選手を倒してから3ヶ月半
私はYouTubeでスパーリングさせていただいたZSTの小金チャンピオンから伊澤選手は強いと聞いていたのですが、大晦日はさすがに勝ちはないだろうと思っていたのですが、強い強い
そして今回の再戦。ニコニコしながら入って来る伊澤選手に威厳ある佇まいの浜崎選手。大体、学生時代はレスリングか柔道のどちらかに打ち込んだ選手が多い中、伊澤選手は中学レスリング部で高校は柔道の特待生という稀有な経歴の持ち主らしく、タックルもうまいし、スタンドで組んでも投げが上手い。どの形でも投げて来る。
支配し続ける伊澤選手ですが、一瞬浜崎選手が腕十字をしかけると足を顔に引っ掛けたりする伊澤選手。体が柔らかい。そしてクラッチが外れて腕が伸び切るかと思いきやくるりと体を回転して抜く。異常に体が柔らかい。
腰も強いし、体も柔らかいので決め切るには打撃しかないんじゃないかと思うくらい
とにかく強かった…でも終わった後にふと「これトーナメントやった方がいいんじゃないか?」という思いがよぎる
伊澤選手だって、浜崎選手ともう一回判定じゃなくて白黒つけるまで引退させたくないだろうし、文句なしのこの階級での最強を示したいだろう
すると、伊澤選手がマイクで「この階級の最強トーナメントやりたいです!お願いします!」と発言した
!!!
これは△じゃなくて⭕️でよくない??(笑)
この流れまで当てたの凄いでしょ(笑)
その場で聞いてた人いるんできいて下さい
第9試合
牛久絢太郎選手vs斎藤裕
予想:牛久選手判定勝ち
結果:牛久選手判定勝ち
⭕️正解です!
この試合に関しては打撃でダウン取られての判定負けを予想してたので、その通りになりました。
こちらも再戦ですが、前回は跳び膝での負傷ストップで牛久選手の勝ち。私はこの二人は両方ともトータルファイターで拮抗していると思うのですが、跳び膝をもらって負けた試合後に斎藤選手は朝倉未来選手にも打撃でダウンさせられて判定負けしているので、何となく打撃時の弱点というか癖というかバレてるんじゃないかなぁという感想だったんです。そして、実際この試合でも左ハイキックと左フックで2ダウンしていました。
とりあえず予想はドンピシャだったんですけど、本当に考えている通りなら陣営が矯正しないといけないと思います
どうなのかな。原因がただの癖で、目の怪我とかじゃないといいな
第10試合
ホベルト・サトシ・ソウザ選手vsジョニー・ケース選手
予想:サトシ選手の一本勝ち
結果:サトシ選手三角締め一本勝ち
⭕️正解です!
こちらもリベンジでしたが、ジョニー選手が優っているのは打撃で、前回も打撃で勝っている
しかしながら、サトシ選手はその一敗のみで、もう今や負ける姿が想像できない
始まってしばらく打撃の攻防。明らかにサトシ選手の打撃技術は向上している。ジョニー選手は日本に来れない間にボクシングをやっていたそうで、パンチのスピードも増しているが、反面あるあるでカーフ蹴りやすそうな前足になっている。サトシ選手は何度か、オーバーハンドの大振りなフックをフェイントで混ぜて、ジョニー選手が少し仰け反った瞬間に前足に片足タックルを仕掛けた。バックに回ると子泣き爺のような感じになり、そうなると普通はバックからチョークスリーパーなんだが、そこからよじ登って横向きになって三角締めに移るというファンタジーな入り方。プロレスとかじゃないと見ないような飛びつき腕十字の後ろからバージョンのような感じ。もう、これがボンサイ柔術かぁという感じ。新柔術マジシャンと呼ばれているけれど、ノゲイラというよりは初めてヴォルク・ハンを見た時のような独特の入り方をする。
もうどこがスタートだか、分からないから「こうなったらあれが来るんじゃないか」「このポジションはあれ狙ってるんじゃないか」みたいな予測が立ちにくい所が本当に穴を見つけにくい選手だし、ワクワクする選手だなぁ
というわけで、予想戦績は5勝3敗2分でした!
生の良い席で見させていただくRIZINは演出もVTRも素晴らしく、他の会場より裕福そうな方や綺麗な女性やガタイでかい人が多かったです
RIZINてやっぱりRIZINだなぁ
一丁
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