スピネーションスイングとROC

皆さんこんにちは。
今日は前回の記事の続きになります。
前回の記事でROCが少ないスイングとはという点について言及をさせていただきました。

従前から言っているスピネーションスイングがなぜ良いのか?という点についてここ最近は記事にしてきました。
前回はROCという指標に焦点を当てそもそもROCが少ないスイングというのがゴルフスイングにおいてスコアを安定させる上では欠かせない要素だという話をさせていただきました。

今回はスピネーションスイングとROCの関係性について書いてみたいと思います。
ここまでの一連の記事を理解することによって、
・本来スイングは色んな要素の組み合わせで調整できるので自由な形で問題ない
・一方で、ミスの確率や幅が少なくなるスイング構造は存在すると考えており、それがスピネーションスイング
・ミスが少ないスイング構造というのはインパクトデータのROCが少ないスイングである
・スピネーションスイングはROCが少ないスイングを行うためのスイング構造である
という一連のロジックが理解できるようになるかと思います。

ではスピネーションスイングがなぜROCを少なくすることに繋がるのかについて説明していきましょう。

まずスピネーションスイングのおさらいですが、こちらをご参照ください。

要点としてはトップからの切り返しで右腕の回外(スピネーション)が起き緩やかに回内(プロネーション)しながらインパクトに向かっていくというスイング構造のことです。

アマチュアにありがちな真逆のスイング構造としては切り返しからすぐに回内(プロネーション)動作が入り、いわゆる引いて引く構造ではなく押してフェースを前に向けていくというスイング構造です。

これはフェースが開く方向にエネルギーがかかりますので、P6でフェースが開いた形になり、かつ手元がすぐに体に近づいてしまいますので腕力で無理やりフェースを返すことになりROCが非常に高い、打ち出し方向がミスする確率の高いスイング構造になってしまいます。

一方でスピネーションを取り入れることによって「切り返しのスピネーション」記事で解説したようにP6でフェースが閉じた形になりやすいクラブへのエネルギーのかけ方ができるようになります。あとはそのままクラブを引いていくだけでインパクトの形が綺麗になり、かつフェースが打ち出し方向に向く確率が高くなったり、ミスの幅が減少するわけです。

ではどうしたらこのスピネーションができるのかという点については以下の動画がヒントになると思います。

詳細の説明はどこかでできればと思いますが1記事内では説明しきれないので今回は参考動画を上げるまでにさせてください。

それでは。

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