引いて引くとスピネーションの関係性

皆さんこんにちは。
本日は絶賛取り組み中の引いて引くスイングについてわかりづらい部分もあったのかなと思い少し解説を加える記事になります。

引いて引くスイングの解説記事を以前あげさせていただきました。
シリーズで3つ挙げたのですが、シリーズ1ではそもそも何を引くということなのかということを書かせてもらっていました。

グリップエンドを遠心力の逆方向に引くことを「引く」といっているわけですね。
これはTASKゴルフでいうところのγフォースをかけ続けるということですね。
ちょうどγフォースについて解説している最新動画があったのでupします。
※TASKゴルフで言っているワーディングは難解なので簡単にクラブの遠心力に対抗するグリップ側の向心力と理解してください

このグリップエンドを引く=γフォースを働かせるということについてもう少し詳しく解説してみようと思います。

「引いて引く」には物体が遠心力を得るきっかけが必要

よくTASKゴルフでも腕を下せば勝手にボールをクラブが打ち抜いてくれるといっていますが、これだけでは不十分でその前提条件が切り返しのスピネーションでした。
※詳細は以下参照

もう少しこれをわかりやすく説明します。
カウボーイの投げ縄って輪っかの部分を回して投げますよね。
あの回しているときというのは手元ではわっかにかかる遠心力を引いており、引くことによってわっかは回るわけですね。

手元を引いてわっかを回している

ただ、これはすでに物体に遠心力がかかっているから引くことができるわけで、「無」の状態から引くことはできないですよね。
ちょっと想像してみたらわかると思うのですが、手首で軽く回る「きっかけ」を作ってあげてからぐるぐると回していけるようになります。

ゴルフクラブの話に戻します。
この投げ縄でいう「きっかけ」に該当するのが「切り返しのスピネーション」となるわけです。

つまり、逆にスピネーションを入れないで「引いて引く」は不可能ということになります。
厳密には引いて引くを行うには「きっかけが遅すぎる」ということになります。無の状態からではグリップエンド側に引くことが難しいことはお分かりいただけるかと思います。

実はこのスピネーション以降も引く体の部位と引いていくベクトルについて新発見があったのでそれについては次回記事で解説したいと思います。

それでは。


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