捻転差の真実

皆さんこんにちは。
さぁ毎週更新の約束を守っていきますよ。笑

本日は捻転差の真実ということで、最近意識していることでもあるのですが、捻転差はトップオブスイングで最大化されるわけではないよというお話です。

え、捻転差ってトップでmaxになるんじゃないの?と思った方は結構いるのではないでしょうか。私も最初のほうは結構そう思ってました。

結論、最大化するのは切り返し直後になります。
そういえば捻転差(Xファクター)については以前もこのような記事を出しておりました。

割と昔の記事ですね。色んな知識を得て色んなことを試していると過去やっていたことを忘れてしまうということはよくありますが、改めてこのXファクターに着目した動きを取り入れると飛距離やスイングスピードが変わりますね。
もちろん当時の技術や知識量とは今は違うのでこのXファクターの作り方も当時とはやや異なり、また違った意味で学びとなり血肉となっているので、仮に忘れたとしても決して無駄ではないということです。(何の話)

じゃあどうやって切り返し直後で捻転差を最大化させるのかというと、一つバックスイングから切り返しでとても参考になる動画がありましたのでご紹介します。

ひぐけんゴルフTVのこの動画です。
まず、認識として捻転差がトップで最大化されると思っている方はサムネのA側、つまり最大限胸椎を回し切ることをイメージされている方が多いかと思います。
ですが、トップ時点では捻転差には余白を作っておくほうが切り返し直後で捻転差が最大化しやすいです。(Bのサムネですね)
トップの位置に余白を持ちながら持っていくには腰の回転(正確には骨盤の回旋)をテイクバックでしっかりとり、胸椎はあまり回し切らないことが大事です。
トップにクラブが辿り着く直前に腰(私の場合はおなか回りを回転させるイメージを持っています)を回旋させていき、捻転差を最大化させます。

イメージとしてはクラブと上半身は目標方向の逆方向に動いている最中に下半身は目標方向に切り返していきます。(厳密には回旋なので前後に近いのですがイメージとしてわかりやすくこのようにしています)

←←クラブ・体
おなか・下半身→→

プロのスイングがめちゃくちゃ腰が回っているのに胸が残った形になっているのは実はこういう動きを取り入れているからなんですね。
※もちろん彼らはジュニアからこの動きをほぼ本能的に習得しているため、無意識に近いと思います。あと、そもそもの柔軟性の問題で捻転差の度合いがアマチュアとは異なると思いますので外見的な違いは出てくると思います。

あと、この切り返しやテイクバックの段階では力感・脱力感のバランス、タイミング、入れる・抜く箇所など力感に関するポイントもめちゃくちゃ重要でこれはまた別記事にてお伝えできればと思います。

皆さんの参考になると嬉しいです。
それでは。

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