短歌、俳句

俳句にも挑戦してみます。
少し、気持ちが緩んでいるんでしょう、感情が歌にこもってると思う。

いちごパフェ、あの子が描いた絵を貰う、思い出すだけ、甘かったこと
水をやる、手がとまったのは、この花があのひとが置いていったという理由(わけ)
鉢の中、藻のなかにひそむランチュウを、もういない人とかさねては泣く
赤い実を甘酸っぱいねと食べあった、あれは昨日、違う、何十年まえ
健康のためと紅い実を食べる朝、タンクトップの大きな背のひと
終わりゆく、刻を予想する日曜は、ウジウジした雨、もどかしいだけ

さんぽみち、雨上がりゆえに、春の匂いす
海ならば、閉じ込めようか、青いポッドに
永遠なら、ボチボチでいよう、梅雨の朝
すれ違う、だけで終わりたい、青い夏
染みついた露の匂いだけボクの部屋
神に祈る、礼拝麗し、夏休み

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