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ブラック短歌

もう一度、黒く行く。

解いてやるあなたの作った魔法暴き私のレベルに下げて朝焼け

青春という光ばかりを追い駆けて、きづけば友達地獄に落ちる

柄にもなくきゃあきゃあ騒ぐ女らが慕う中年男の白髪

不貞をし家財崩し行く修羅の業黴臭き本のページの出来事

愚かなのはアナタが幸せだったから愛しか知らぬアナタの迷惑

解けないから 無理やり引っ張り 殺して裂く 欲しかったのよ アナタという謎

皮剝けば あなたがわかると思ってた 肉塊になったあなた捨てるだけ

心中では 人も動物も変わらぬと だからあの人捕獲するんです

波よ攫え 砂浜で遊ぶ 可愛らしき 水着自慢す あの人の娘

泣く振りを するわよ 当り前じゃない 愛しきアナタの 子供なんだから

安月給 イビって 喜ぶ朝餉の刻 だけど好きなの 抱きしめたいのよ

本当は 首をへし折って 壊したい でもアナタあれば あたしは輝く

めった刺し 妄想すれどしませんよ 犯罪なんか なければいいのに


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