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きまぐれな短歌

血の滲む 赤い痛みに 耐えながら 自らの責めと 四肢を落とせり
悔めども 涙しか出ぬ その海で 消えた命に 報いる灯篭
泣く仔らを なだめど流れる もう人の 親であるはずの 私の涙
何を思い その船に乗って いたんだろ? 悲しい未来が 決まった旅立ち希望なら そこにあるよと 君が差す 土手から見える 灰色の空

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