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過去の夢が今の材料

原始時代以来20世紀後半までずっと
「問題が過剰、解決策が希少」な環境でした。
しかし21世紀は「問題が希少、解決策が過剰」という時代です。

日本単体でみても諸外国の先進国を追いかけてきた歴史が長いですが、
1979に「JAPAN as No.1」がベストセラーとなったように、
解決策が過剰、問題が不足する時代になりました。

マーケティング先行のビジネスも、
解決すべき課題がない今の時代だから問題を創りにいく手法。
さとり世代が生まれたのも問題を解決して生活を良くする
飢えのようなモチベーションがない今の時代の産物。

また、現在は低成長時代といわれますが、
長い歴史の中では高成長時代こそが異常。
今はそれ以前の「普通」に戻ったと見たほうが自然という見方もあります。

そんな時代に求められることは、 あるべき世界の姿を構想する力。
そしてその為にこそ命を燃やすこと。

例えば、今現代人は毎日スマホを使っていますが、
これも10数年前に誰かが構想しその時には他も想像しなかった未来です。
ここから先、 2025年には国民の1/4が後期高齢者に、
2030年には640万人の労働者が不足します。

ただただ厳しさが迫ることを座して待ちますか?
その未来にあなたはどんな構想をしますか?
自分が描く世界観、
この世に提供したい価値観について、
ぜひ考えてみてください。
今週もよろしくお願いします。

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