見出し画像

チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル


待ちに待った、チョ・ソンジンのピアノ・リサイタル🎵
圧巻の演奏!!👏👏👏

<オール・ラヴェル・プログラム>
グロテスクなセレナード

古風なメヌエット

ソナチネ


1.蛾
2.悲しい鳥たち
3.洋上の小舟
4.道化師の朝の歌
5.鐘の谷

夜のガスパール
1.オンディーヌ(水の精)
2.絞首台
3.スカルボ

高雅で感傷的なワルツ

クープランの墓
1.プレリュード
2.フーガ
3.フォルラーヌ
4.リゴドン
5.メヌエット
6.トッカータ

今まで僕が聴いたピアニストは、まだコンクールに出ながらという感じの若手の演奏が多かった

チョ・ソンジンは、2015年、21歳でショパン国際ピアノコンクールで優勝をして約10年
キャリアを着実に積み上げてきたのだろうし、
なんか、その、おとなの余裕?みたいなものを聴いて感じた
どれも難曲ばかりなんだけど、テクニックだけで弾いているのではない感じ

何を偉そうに、と自分でも思うが(←いつものことだろ)、テクニックで押し切らない余裕を感じた

どの曲も情景が浮かび上がって、
音には色はないんだけど「色彩豊か」という言葉がぴったりな音だった


「道化師の朝の歌」は、『のだめカンタービレ』で、のだめがフランスに行って「挨拶代わりに…」と弾き始める曲で、大好きな曲

アンコールは、「亡き王女のためのパヴァーヌ」

アンコールまで正真正銘「オール・ラヴェル・プログラム」だった
意外とラヴェル外してくるかな〜とか思ったけど(笑)

個人的には「水の戯れ」が聴きたかった…😢


難曲を弾きこなす貫禄を持ったチョ・ソンジンの演奏を聴けて良かった🙌🎵


観客は海外、韓国の方はやっぱり多くて、東南アジア?の方も多かった
日本に住んでいる方もいらっしゃるのだろうけど、
韓国から旅行で来てたのかな?
釜山からだと福岡は近いし🤔

会場前とかロビーで、日本語だけじゃない言語が飛び交っていたのが印象的だった



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?