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ジャズについて

久しぶりのnote投稿。
今回ジャズの歌詞和訳集の挿絵の担当をさせていただいたこともあり、
ちょっとジャズについて書いてみようと思います。

ジャズについて、なんで自分はジャズがすきなのだろう。
と、ふと思うことがあって。
心の中でこれだ〜!これ!って思ってはいるけど、
ふとまた忘れたりするので、なんか書いて記録しておいたほうが良さそう!
という思いで記録です。

単純にメロディーがとにかく好き。
あまり騒がしくなくて、柔らかいこと。
あとスピードが遅いこと。
(20代に入るとだんだんロックとか早い曲が今までよりも好みじゃなくなってきた。もちろんロック好きですが熱烈には好みではなくなってきた。)

ジャズを特別意識して聴き始めたのは、大学2年の長すぎる春休み。
私の実家の町は電車が通っていないので、隣町まで50分くらい自転車を漕がないと駅に行けない。
そして電車に乗ったら乗ったで2時間ほどかけて通っていたので、長い休みになるとひたすら引きこもって音楽を流しては絵を描いていた。
その時、youtubeでたまたま見つけたThe Mills Brothersに虜になり、そこからとてもジャズが気になって意識して聴き始めた。
その春休みのことをよく思い出す。
そういう時間がとても大切だったなあと思う。そしてそこにジャズがあったのがとても嬉しい。というのもジャズが好きな理由なのだなと思う。

大学の授業が2限や3限で終わったら、学校近くの吉祥寺や高円寺へ一人でとにかく歩き回っていた。
何も買ってないのに歩きすぎて足がめちゃくちゃ疲れていることがほとんどだったかもしれない。
そういう時に立ち寄った古着屋や本屋、雑貨屋でよく流れていたのもジャズだった気がする。

そして、ジャズは同じ曲をやっていても、歌う人、演奏する人によって全然アレンジが違うのもとても面白い。カバーとかはあまり好きではないのだけど。これはもうそういう次元じゃなくてみんな自分にしか出せないものにしているのが魅力だった。

日本人のジャズのカバーですごく衝撃だったのが、
大瀧詠一がthe very thought of youをカバーしているのに気づいた時。
大瀧詠一をよく聴いていた時、大瀧詠一の曲だとしばらく思って聴いていて、ある時ビリーホリデーのthe very thought of youをたまたま聴いていた時、なんかメロディが似ている・・・?と思ったら同じ曲で、本当にびっくりして、なんか見つけた!!!と勝手に一人で盛り上がっていた。

日本人のジャズを和訳したシリーズはとても好きです。
流行歌なんかもジャズの影響が強くてとても気になっています。


(日本人のジャズを歌う人は、ナンシー梅木が特にお気に入りです。)

最近気づいたのは、youtubeなど動画であがっている1920〜50年代くらい?の方々。とにかくとても楽しそうに音楽をしている様子が本当に素敵。
ふざけていたり、面白可笑しくしていても、演奏はもうバッチリで、かっこよくて。品がよくって、なんかとにかく顔が楽しそう。
音楽はこうでなくちゃとよく思い出させてくれる。
しんみりした曲ももちろん大事だけど、楽しいのがやっぱりいい。


つらつら書きすぎて完全にメモですが、そして書ききれないですが、
ジャズっていいなあ〜という話でした。

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