五行 知林(ごぎょう ちりん)
校正・校閲歴約28(校閲約5)年。編集歴4年。主に都内の出版社の雑誌・書籍校正、出版社・新聞社校閲など幅広く経験。漢検1級、語検1級、校正検定上級、Web検定上級、ワード・エクセル1級。趣味は川柳、俳句(氏名は柳・俳号)、ブルースハープとギター少々(いまは錆びつきました)。
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【五行知林の校正講座 初級編】〈ちりんvs.だいちりん〉――①「校正仙人による共同通信社『記者ハンドブック』の校正・校閲クイズ」
――時はバブル崩壊(1991年3月)の3年後の5月、深夜の東京某所の風呂なしアパートの一室。五行知林、31歳校正専業1年目のこと。 「知林くん、私は校正仙人の【だいちりん】といいます。あなたは都内の出版社の校正室に入社したそうで…おめでとうございます」 「(これは夢だ。明晰夢(めいせきむ)というやつだね)あ…どうもありがとうございます」 「では、〈校正の仙人業界〉からのお祝いです。共同通信社『記者ハンドブック』の校正・校閲クイズを用意しましたので、あなたの用字用語の基礎の
【五行知林の校正ざっかんこざこざ①】――〈版面確認で、なんとかそれなりに「仕事してます」アピールになるかもしれない校正ポイント〉
イラレで版面も一定でない「フィーリングレイアウト」の校正の仕事ってあるじゃな~い。 「レイアウター」もいない、版面もあるのかないのか、左右ページの段もそろっていない、基準はいったい?っていう仕事、ありますよね。 そういうときに、さりげなく版面のチェックなどを簡単に入れておくと、 なんだかできる校正者に思われるかもしれません。 反対に、うざがられるケースもあるでしょうが。 私がゲンバでよく行っている「やれと言われなくてもやっときました」版面チェックの最低限のものを紹介しま
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