「慣れ」という薬

ゴールデンウイークは休むもの、と思っていた自分(事実、昨年の今ごろは休みだった)にとって今日、明日、明後日と働くのはいささか憂鬱ではあるが、社会が回っているのは土日祝日に働いている人がいるおかげなんだよなあ。

まあそれだけ平日に休めてるからいいんだけど。シフト制の強みといえばこれだ。5連勤2連休のフルタイムとは違い、例えば2勤1休だったり3勤2休だったりするのがメリットではある。というわけで早くも5月分のシフトから給与を計算してみたところ一般的な正社員の半分以下の数字で軽く絶望したが、今は運転免許取得費用のためと、自分の娯楽費・携帯その他の月額を払うための食いつなぎなので仕方がない。と同時に、今の職場も悪くないかなと思い始めた。6時間以上働けば労働法通りの休憩は貰えるし、適度な手抜きと適度な忙しさが来るからあまり苦ではなくなってきた。「慣れ」である。

事務、デスクワークがいいことには変わりないし、今もいくつか選考を受けているのだが、絶対通る気がしないのでどうやら惰性で今のところで働き続けそうな雰囲気がある。最初はいつでもやめてやらぁという気でいたし、今もちょっとは思ってるけどあまり深く考えず淡々と業務に励むようになった。店長とその他の人たちもいい人(そう)なのでSSRとまではいかないが、職場ガチャSRは引いただろう。気がかりなのは最初に希望部署に配属されなかったことに対するモチベーション維持だけだ。こればっかりはもうどうしようもない。面接のときに早く働き口が欲しいがために「本当は○○希望ですけど、○○でも大丈夫です」みたいなことを口走ってしまったのが災いしたな。

さて、前職を3ヶ月で辞めた俺がどれだけ今の店で持つか、自分でも分からない。ま、1日でも長く、1時間でも長く働けば給料に反映されるしダラダラやるか。

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