まだ小雨が降ってるのに傘を閉じてスキップしてる男の子がいて、雨の日にスキップできるのって羨ましいなあと思った。
私は雨が嫌いです。
傘を手に持って片手が不自由になることも嫌いだし、
靴下が濡れて気持ち悪くなるのも嫌いだし、
湿気で髪のクセが爆発するのも嫌いです。
おそらく人一倍嫌いだという自負があります。
雨の日に友達との予定をドタキャンしたことは片手ではおさまらないほどあります。本当にごめんなさい。
そんな人種なので、大雨が少し止んできて、でもまだ全然小雨が降り続いている中、1人だけもう傘を閉じてスキップをしている男の子を見たときには心底羨ましいと思いました。
まだ傘をさしているお母さんの少し後ろで、黄色い傘と長靴、透明のレインコートが跳ねていました。
雨に濡れることを純粋に楽しんでいるように見えました。
私も、高校生の頃は雨が大好きでした。
原付バイクで通学する同級生のことが好きで、雨の日だけはいつものバスにその子が乗ってくるからです。
次の雨はいつかな、と思いながら毎日天気予報をチェックしていたし、朝起きて雨が降っていた日には小踊りをしていました。
雨というより雨の日が大好きでした。
雨の日を楽しめる人はとても得をしていると思います。日本に住んでいれば1年に100日以上必ず訪れる日を、楽しめるか否かで人生の楽しいの総量はかなり変わります。
あの男の子みたいに雨を楽しむことはまだちょっと難しいので、まずは高校生の頃のように雨の日を楽しめる何かを見つけようと思います。
手始めに今持っているコンビニール傘に代わるお気に入りの傘と、おしゃレインブーツを探すことにします。
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