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何のために学ぶのか

 こんばんは。
今日は、「私たちは何のために学ぶのか」について考えてみたいと思います。
 みなさんも一度は「何で勉強をしないといけないのか?」と悩んだことがあると思います。私も中学、高校のテスト期間に入るたびに考えていましたが、最近になってようやく一つの答えに辿りついた気がします。
 それは「頭を良くするため」です。
当たり前ではないか?と思うかもしれませんが、思い返してみると、中学、高校生のころの勉強を思い出すと、少なくとも私は「頭をよくするため」に勉強をできていませんでした。つまり、テストで点数を取るためだけの勉強をしていたのです。
 これはよく聞く話ですが、中学、高校の英語や数学ができたからといって、それが直接将来役に立つことはほとんどありません。
(私はまだ社会人ではありませんので何とも言えませんが)この部分だけを切り取って聞いていたので、当時の私はなかなか勉強に対してやる気を持てなかったのだと思います。
 大切なのは公式や解き方を覚えることではなく、そのプロセスを理解することです。高校までに習った知識は、それ単体ではなく、他のことに応用することで初めて意味をなすとも考えられます。したがって、将来直接役に立たないから勉強しなくてよい、とはならないのです。
 普段生活をしている中で、みなさんの周りにもこの人頭がいいな、と思う人がいるのではないでしょうか?おそらくそういった人は計算が早い、とか英語が話せる、とかそういった理由で頭がいい、のではないと思います。
頭の回転が早い、つまり色々なことを組み合わせて考える力がある、といったことから頭がいい、のではないでしょうか?そういった人たちは、それまでに学んだことをフル活用しているのではないでしょうか?
 であれば、そういった頭の良い人になるためにはどうすればよいのでしょうか?
 私は「物事に対して疑問を持つ」ことが第一歩になると思っています。
 教科書に書いてあるから、解説に書いてあるからその通りにすればよい。のように目の前にあることを正しい、と思い込んで受け身の学習をしていてはいつまで経っても頭が良くなることはありません。
 教科書に書いてあるけど
「なぜ正しいと言い切れるのか?」あるいは「他の考え方もあるのではないか?」のように、頭の中に常に疑問詞を持つことが大切だと思います。そうすれば自ずとより深い学習に繋がっていきます。
 義務教育は意味がない、といった意見もありますが、改善すべきは学習「内容」ではなく「方法」であると思っています。義務教育自体が間違っているのならその教育を受けた人全員が同じ結果になっているはずです。しかし、そうはなっていません。であれば人によって勉強の「仕方」が違ったことが原因と考えられるのではないでしょうか?


長々と書いてしまいましたが、結局のところ重要なのは勉強の内容ではなく、方法であるということです。
頭を良くするために、私も含め、目の前の物事に疑問をもつことから始めてみましょう‼️

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