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#17 ギターケースに英語の教科書を詰めて

23年間、好きなことばかりやってきた。



小学校時代にはポケモン全種類を技と進化、身長体重をノートにまとめることに全力だった。

中学校ではギターと受験勉強。英語が楽しかった。

高校になったらバンド活動に明け暮れて、毎日ライブハウス通い。専門学校入学してから今まではデザインに没頭した。

決して誰にやらされた訳じゃない。
すべて自分で選んできた…つもりだった。



考えてみれば、同じ団地に住む3歳年上の男の子にポケモンを教えてもらって好きになった。その子に負けたくなかったから必死だった。

ギターだって、同級生にギターとドラムとベースが全部できる子に憧れたからだ。あと漫画の「BECK」の影響もある。受験勉強は塾の先生が怖かったから。子供って単純。

高校のバンド活動はその延長。ライブハウスで過ごす空間が心地よかったことが大きいけれど。

バンド活動をやる中で音楽で仕事がしたい!と思ったけれど僕には音楽は向いてないようで、断念。そこで見つけたのがグラフィックデザインの道。CDを作れる人になったら、バンドと一緒に仕事が出来ると思った。気づいてから今まで、デザインに打ち込む毎日だ。

一見、ぜんぶ自分で選んだように見えるけれど、そこには色んな人の影響があった。選んだじゃなくて、「選ばされた」の方が近いのかもしれない。何か大きな力で。



話は変わるけれど、Twitterのフォローもきっとそうだと思う。投稿の善し悪しもあるのかもしれないし、はたまた知り合いの人がフォローしてるから私も…なのかもしれない。たまたまオススメにあがってきたのかもしれない。自分からフォローすることを選んだようで何か大きな力に「選ばされた」と考えるのも間違いではないと思う。

人と人はお互いに影響を与えあっていると、
当たり前のことに最近気づいた。

僕が第三者から影響を受け、好きなことを見つけたように、人は影響をうける。そのまた逆もしかり。

与えるなら、いい影響の方が絶対いい。人生が少しだけでも前向きになるようないい影響。SNSのつながりが光を与えて、新しい夢を見つけられるようなそんな場所であって欲しい。だから、デザインって楽しいって言い続けるよ。(なにか大きな力によって、言わされているのかもしれないけれど)



バクマン。は原作・大場つぐみ、作画・小畑健のDEATHNOTEコンビが週刊少年ジャンプを舞台に、2人の高校生が大人気漫画家になるまでをドラマチックに描いた作品。

サイコーとシュージン、2人の出会いはお互いの人生を変えた。2人が出会ったことを運命と呼ばずして、なんと呼ぼう。

バクマン。には頑張ってる大人がよく出てきます。漫画家、編集の人。皆、自分の夢に全力投球でカッコイイ。

アニメも最高なので、見てください。友情、勝利、努力が詰まってます。

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