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海外旅行 プーケットとカンボジア

1. プーケット

 タイのプーケットに大学2年生の春に行きました。ここはタイの中でもリゾート地とされ、特にアジア圏というより、西欧諸国から旅行者が沢山押し寄せます。特に、離島のピピ島は、レオナルド・ディカプリオ主演の"ザ・ビーチ"のロケ地であり、とても美しい島でした。その他には、私にとって初めての東南アジアの土地で、匂いと空気がなんとも他の場所で味わったものと違い、アジアな空気を初めてここで知りました。

 これまでの旅行では、食事はまぁまぁ値段のする料理を食べていたし、そこまで食事に対して、お金を節約しようとしませんでした。しかし、この場所に着いてから、レストランの他に、町の食堂やマーケットにある屋台に目を向けました。このような食事処の方が、実際のローカルの料理を食べれる他、ローカルなお客、そして店員さんらと話す機会があります。もちろん値段もレストランのような食事と比べたら、かなり安く、そしてよりローカルな雰囲気を味わうことがあります。これ以降、より一層このような節約する旅、そしてローカルな旅を好きになりました。

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2.シェムリアップ

 私にとって初めての一人海外旅行がカンボジアのシェムリアップでした。この街になぜ行ったか、何故か航空券が安く、そして前回に行ったプーケットの旅行の時に、この場所を多くの旅行者がオススメしてくれたので、この場所にしました。

 観光地としては、世界遺産である遺跡のアンコールワット、東南アジア1の湖のデカさを誇るトンレサップ湖、天空の城ラピュタのような古代遺跡であるベンメリア。これ他に多くの観光地そして、少し街から離れれば、いい意味で何もない広大な大地に心踊ります。バイクをレンタルして自分らの力でこの場所を探検する旅行はとても楽しいです。

 街から離れた小さな村のような場所で行ったオープンな食堂に行ったのですが、そこではバイクの横についてる小さなキッチンしかありません。作ってくれるのは30代のお母さん、料理をお客さんに出したり、オーダーを聞くのは3姉妹、行ったのは平日のお昼でした。作ってくれたご飯はとても安く、そしてすごく美味しかったです。しかし、不思議なことに気づきました。この目の前にいた3姉妹の年齢は、明らかに小学生ぐらい、近くの学校では授業や生徒たちの声が聞こえる中、なぜ彼女らは、ここにいるのか?

 いわゆる貧困差。日本にいる分にはあまり見ることが無いこの差が東南アジアでは、頻繁に目にします。この1番の根源は、教育を受けていないこと。小さな時から、お母さんの近くで今日食べるご飯代を、母と稼がないといけない現実。非常に衝撃的でした。ただ、そこにずっとあったのは、笑顔。一番大切なことは、人それぞれ違うなと感じました。

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